国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 三島平茶碗〈裏に内資寺とあり/〉
ふりがな みしまひらちゃわん
三島平茶碗〈裏に内資寺とあり/〉
写真一覧▶ 解説表示▶
員数 1口
種別 工芸品
朝鮮
時代 李朝
年代
西暦
作者
寸法・重量 高5.5㎝ 口径19.1㎝ 高台径5.1㎝
品質・形状 素地は鉄分の多い暗褐色の赤土。これに透明性の釉薬が薄くかかり、釉下内外全面に細かい三島象嵌文様がある。見込みには砂目で重ね焼きした痕があり、外側には鉄絵具で「内資寺」とある。形は口の広い、内面の浅い、高台の小さな平茶碗。
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項 付属品:袋、曲物(春慶、「禮賓」書付)、箱(桐白木、「四皓」)
旧平戸・松浦家伝来。
指定番号(登録番号) 00627
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1954.03.20(昭和29.03.20)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 三重県
所在地
保管施設の名称
所有者名 公益財団法人諸戸財団
管理団体・管理責任者名
三島平茶碗〈裏に内資寺とあり/〉
写真一覧
解説文:
大らかな広がりをもつ平茶碗で、全体に薄手につくられ、細かい連続文様を印刻する。器形文様は鶏龍山の特徴をよく示している。伝世の礼賓手三島としては最も優れたものの一つであるが、外側に鉄で銘があるのは本茶碗のみであり、貴重な資料である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし