国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 蘆屋浜松図真形釜
ふりがな あしやはままつずしんなりがま
蘆屋浜松図真形釜
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員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 鎌倉
年代
西暦
作者
寸法・重量 通高25.0 高19.3 口径13.6 同経24.2 蓋高6.0 蓋径13.7 (㎝)
品質・形状 鋳鉄製。真形釜で口の刳りがやや強く、撫で肩をなし、毛切れに向かってふっくらと弧を描く。羽根以下は欠失し、底が替えられている。鐶付は方のやや下につけ、鬼面形をなす。同部には浜松の図を鋳表す。前後に五株ずつの松樹を配し、大小の細やかな霰で洲浜を表し、その上に青海波風の名実文と波頭を細かい線で浅く鋳表す。盛蓋が付属する。
ト書
画賛・奥書・銘文等 箱書:桐内箱蓋表右上に「芦屋/末松山之釜」小堀遠州(1579~1647)筆
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00644
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1954.03.20(昭和29.03.20)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 京都府
所在地 京都府京都市東山区茶屋町527
保管施設の名称 京都国立博物館
所有者名 国(文化庁)
管理団体・管理責任者名
蘆屋浜松図真形釜
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解説文:
繰口となった口造り、ふっくらとした真形の形姿、低い位置に付けられた鐶付など、古芦屋真形釜の典型的な形をなす釜。端正な形姿に優雅な浜松の図が見事に鋳出された作。古芦屋真形釜を代表する優品であり、茶の湯釜の中でも古式に属する遺例である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし