国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 菊花文螺鈿経箱
ふりがな きっかもんらでんきょうばこ
菊花文螺鈿経箱
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員数 1合
種別 工芸品
朝鮮
時代 高麗
年代
西暦
作者
寸法・重量 縦37.6 横19.4 高26.4
品質・形状 蓋に大削面を取った合口造。内朱、外黒漆の箱。意匠は螺鈿に金属の縒線を用いて立菊文、菊唐草文、連珠文、襷文を配し、蓋甲中央の枠内に螺鈿にて「大方廣佛華厳経」、前側面に「□二」の文字を表す。左右側面につく鉸具と蝶番、前後につく菊座の鐶の真鍮製金物は当初ではない。
ト書
画賛・奥書・銘文等 蓋甲中央「大方廣佛華厳経」
前側面「□二」(剥落有り)
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00738
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1957.02.19(昭和32.02.19)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 東京都
所在地 東京国立博物館 東京都台東区上野公園13-9
保管施設の名称 東京国立博物館
所有者名 独立行政法人国立文化財機構
管理団体・管理責任者名
菊花文螺鈿経箱
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解説文:
本経箱は、高麗版経を収めたと思われる箱である。もと毛利家に所蔵されており、同家の伝えによると、周防大寧寺(大内義弘創建)の什物であったといわれ、同寺に大内家から高麗版経と共に寄進されたことが考えられる。
高麗螺鈿器は数えられる程度の遺品しかなく、稀少な遺例である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし