国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 金銅舎利塔
ふりがな こんどうしゃりとう
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員数 1基
種別 工芸品
日本
時代 鎌倉
年代
西暦
作者
寸法・重量 総高49.2 屋蓋径21.2 塔身高10.0 塔身径10.9 台座径14.8 (㎝)
品質・形状 鋳銅鍍金、宝塔形の舎利塔で、蓮華台座と塔身の二体に分かれ、三重框素文の円形台上に円縁付軸で八用連弁五段を葺寄にした蓮華座を支えている。その上に円筒形塔身とした円形屋蓋および円形露盤、伏鉢、受花、九輪、宝蓋、受花、水煙、宝珠の順に相輪を造付けにした塔の上部を置いている。塔身と蓮華座とは、塔身腰の両側の二カ所にある四花形座付鐶と折金錠をもって懸止めにしている。塔身には扉を設けない。屋蓋軒周り六カ所に宝珠を据え宝蓋より風鐸二個ずつを垂らした宝鎖をつり下げている。軒下の周り、宝珠の下側に素鐶を出し、風鐸を垂らしている。
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00863
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1958.02.08(昭和33.02.08)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 京都府
所在地
保管施設の名称
所有者名 宗教法人教王護国寺
管理団体・管理責任者名

解説文:
空海請来の仏舎利を奉安するための金銅宝塔で、保存状態も極めて良い。『東宝記』永久六年後七日御修法道具目録中に「金銅塔一基」とあり、同記賢清僧都記に「天養二年正月十二日、金銅塔一基」とあり、本宝塔に該当するものと考えられる。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし