国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
大刀〈切刃造/〉
ふりがな
:
たち〈きりはづくり〉
解説表示▶
員数
:
1口
種別
:
工芸品
国
:
日本
時代
:
奈良
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
01908
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1989.06.12(平成1.06.12)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
福島県
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
個人
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
前記と同じ切刃造の大刀で、前者に比べて鍛えがやや肌立ち、刃中に喰違、二重刃などの変化が見られる。
造込は切刃造、丸棟、鰤鋒【かますきつさき】、重ねやや厚く内反りつく。鍛えは大板目に杢目交じり、棟寄りと切刃部は板目が流れて柾がかり、総体に肌立ち、地斑交じり、地景入り、白気映り立つ。刃文は中直刃、ほつれ、掃かけ、喰違二重刃交じり、腰から一五センチほどまで匂口潤み、総体に小沸出来ながら下半やや荒目の沸つき、ところどころに砂流【すながし】・金筋【きんすじ】かかる。元を焼落とす。帽子は、表裏共に直ぐ、先小丸ごころに焼詰める。茎は生ぶ、先栗尻、鑢目不詳、茎尻に手抜緒孔一個を穿つ。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
前記と同じ切刃造の大刀で、前者に比べて鍛えがやや肌立ち、刃中に喰違、二重刃などの変化が見られる。 造込は切刃造、丸棟、鰤鋒【かますきつさき】、重ねやや厚く内反りつく。鍛えは大板目に杢目交じり、棟寄りと切刃部は板目が流れて柾がかり、総体に肌立ち、地斑交じり、地景入り、白気映り立つ。刃文は中直刃、ほつれ、掃かけ、喰違二重刃交じり、腰から一五センチほどまで匂口潤み、総体に小沸出来ながら下半やや荒目の沸つき、ところどころに砂流【すながし】・金筋【きんすじ】かかる。元を焼落とす。帽子は、表裏共に直ぐ、先小丸ごころに焼詰める。茎は生ぶ、先栗尻、鑢目不詳、茎尻に手抜緒孔一個を穿つ。