国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 銅五鈷鈴
ふりがな どうごこれい
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員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 鎌倉
年代 建武5
西暦 1340
作者
寸法・重量 総高17㎝  鈴身高7.4  口径7.5 口厚0.7  (㎝)
品質・形状 鋳銅鍍金。胴の上部と下部及口唇に三条子持筋を廻らし、その間上下に二条の細線を廻らす。肩には八葉復弁の伏蓮と蕊を表し、把の中央鬼目は四個、上下を各二条の紐で八葉蓮弁を約し頂上に五鈷を設ける。中鈷は四角で一節あり、外鈷は各々短い爪を付す。下は錫状の袋穂を転用したものであろう。
ト書 「備前国新田安養寺了円之 建武五年三月 日」の刻銘がある
画賛・奥書・銘文等 口唇下面に「備前国 新田安養寺了円之 建武五年三月 日」の刻銘。
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 02043
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1959.12.18(昭和34.12.18)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 京都府
所在地
保管施設の名称
所有者名 安養寺
管理団体・管理責任者名

解説文:
鈷の張りが強く、鈴身は裾がやや開き、握の鬼目やや大きく、総じて緊張した形姿は、簡素ながらよく鎌倉時代の特徴を示している。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし