国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 菊蒔絵文台
ふりがな きくまきえぶんだい
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員数 1基
種別 工芸品
日本
時代 室町
年代
西暦
作者
寸法・重量 縦31.4 横54.8 高8.5 (㎝)
品質・形状 甲板に土坡に菊、岩に水を描く。技法は甲板面梨地、雲、土坡は研出、菊、岩は金銅金具入高蒔絵に表し、それぞれに金銀切金を置く。筆返しは金沃懸地に猪の目透端金具をつけ、甲板側面も沃懸地として、金銅魚子地菊花文毛彫金具を打ち、脚に雲形金銅覆輪をつける。
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項 黒田家伝来。
指定番号(登録番号) 02108
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1962.06.21(昭和37.06.21)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 東京都
所在地
保管施設の名称
所有者名 公益財団法人サントリー芸術財団
管理団体・管理責任者名

解説文:
室町時代特有の閑寂の趣にあふれる優品で、味わいも深く、保存状態も良好。室町時代の文台にはいくつかあるが、その中でも本品はもっとも遡る作例として、室町時代中期を下らない作と考えられる。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし