国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
銅錫杖頭〈(双竜飾)/富山県大日岳発見〉
ふりがな
:
どうしゃくじょうとう〈(そうりゅうかざり)〉
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員数
:
1柄
種別
:
工芸品
国
:
日本
時代
:
平安
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
高17.0㎝ 輪径11.2㎝
品質・形状
:
銅鋳製
ト書
:
富山県大日岳発見
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
02157
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1963.07.01(昭和38.07.01)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
富山県
所在地
:
富山県中新川郡立山町芦峅寺93-1
保管施設の名称
:
富山県立山博物館
所有者名
:
富山県
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
平安時代の作品。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
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解説文
平安時代の作品。
詳細解説▶
詳細解説
鋳銅製。輪は、張りのある円状を呈し、輪頂には蓮華座上に宝珠を置き、輪の左右各二カ所には突起を付けている。輪の下端は内に巻き込んで、その先端は宝珠をいただく竜頭に造る。また、竹竿に作った柄の頂部には蓮華座上に宝瓶を飾る。遊鐶は左右各一個ずつ遺存する。 富山県の立山大日岳で発見されたもので、その張りのある円状の輪形は、法隆寺蔵で奈良時代の重要文化財・銅錫杖に近似する。また、蕨手部分を竜頭に造る例は数点知られるが、中でも広島・西国寺の重要文化財・錫杖(中国・北宋時代)と同じ系統に属するものであり、それが和様化した平安時代の中期をくだらない頃の製作と考えられる。