国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 青磁鳳凰耳花生
ふりがな せいじほうおうみみはないけ
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員数 1口
種別 工芸品
中国
時代 南宋
年代
西暦
作者
寸法・重量 総高29.2 口径10.3 胴径13.1 底径10.3 耳長8.0 耳出(右)2.9 (左)2.8 ㎝
品質・形状 素地は僅かに鉄分のある灰白色磁胎で、粉青色の青磁釉がむらなく全面に厚くかかり、底裏台付きは露胎で鉄褐色を呈する。胴には轆轤目が強く立つ。円筒形の胴に細長い頸がつき、口部は鐔状に開く。頸部左右に鳳凰形の耳をつける。
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 02244
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1968.04.25(昭和43.04.25)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 大阪府
所在地 大阪市立東洋陶磁美術館 大阪府大阪市北区中之島1-1-26
保管施設の名称 大阪市立東洋陶磁美術館
所有者名 大阪市
管理団体・管理責任者名

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解説文:
桃山時代以来、砧青磁と呼ばれてきたもののなかで、形姿、色調ともに端麗で格調の高いものに鳳凰耳花生がある。南宋に中国浙江省の竜泉窯で焼かれたものといわれ、わが国にあるものは、そのほとんどが伝世品である。
 青磁鳳凰耳花生の代表作には、国宝の「万声」を始め、重要文化財の「千声」などがあるが、この花生も、伝世の優品の一つとして重要美術品の認定を受けていた。形姿はよく整い、青磁の発色の美しさには奥行があり、同種のものの中にあって最もすぐれたものの一つで、国宝「万声」にも劣らない。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし