国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 黒漆平文唐櫛笥
ふりがな こくしつひょうもんからくしばこ
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員数 1合
種別 工芸品
日本
時代 平安
年代
西暦
作者
寸法・重量 櫛笥 方25.5 高26.2
鏡笥 方16.7 高5.2
台   方34.3 高2.7 (㎝)
品質・形状 桧製。甲盛りをつけた入角形合口造りの箱で錫置口を付す。蓋上には同じく小形の鏡笥を作りつける。全面黒漆塗、表は粗い平塵地で、宝相華平文の痕がある。台は木製入角形で鷺脚四脚を付す。甲板上は櫛笥の形に浅く刳っている。黒漆塗り、粗い平塵地に宝相華文の錫平文を施す。縁の四隅に金銅宝相華文の出八双金具を打ち、総角付の丸鐶を打つ。総欠失、脚先には金銅花先形素文の沓金物を打つ。
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 02306
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1970.05.25(昭和45.05.25)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 福岡県
所在地 福岡市美術館 福岡県中央区大濠公園1-6
保管施設の名称 福岡市美術館 
所有者名 福岡市
管理団体・管理責任者名

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解説文:
蓋上に小形の鏡笥を作りつけた入角【いりずみ】形の箱で、表面に宝相華平文の痕がみられ、優雅な鷺足の台をつけている。もと奈良の春日大社の神宝として伝来したもので、平安時代の調度品として貴重なものであり、形態・技法など当代の趣向をよく示している。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定
  一つ書 なし
  添付ファイル なし