国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
桐鳳凰蒔絵唐櫃
ふりがな
:
きりほうおうまきえからびつ
解説表示▶
員数
:
1合
種別
:
工芸品
国
:
日本
時代
:
桃山
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
縦70.5 横100.0 高57.5 (㎝)
品質・形状
:
長方形、被蓋造り、六脚付きの櫃で蓋にはわずかに甲盛りをつけ、削面部分に金沃懸地を施す。相対は黒漆塗りに文様は金平蒔絵により、蓋甲に太い桐の老木と、枝にとまる鳳凰と飛翔せんとする一対の鳳凰をあらわし、身の長側面には枝を左右に伸ばした桐樹を描いている。また四角と脚の上下端には、金銅魚子地露・菊枝文毛彫り入りの花先形金具を内、脚には各三個ずつの花菱文毛彫り入りの菱鋲を打つ。
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
02322
枝番
:
02
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1971.06.22(昭和46.06.22)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
京都府
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
豊国神社
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
黒漆塗りに金蒔絵した唐櫃である。それぞれ桃山時代の特色である絵梨子他に針書を交えた平蒔絵の技法で表面全体に豪華な図様を描いている。三合とも慶長四年京都東山の豊国廟の建立により政所より当社に納められたものである。桃山時代の蒔絵として意匠技法とも特色が強い優品である。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
黒漆塗りに金蒔絵した唐櫃である。それぞれ桃山時代の特色である絵梨子他に針書を交えた平蒔絵の技法で表面全体に豪華な図様を描いている。三合とも慶長四年京都東山の豊国廟の建立により政所より当社に納められたものである。桃山時代の蒔絵として意匠技法とも特色が強い優品である。