国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 大神宮御正体
ふりがな だいじんぐうみしょうたい
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員数 1面
種別 工芸品
日本
時代 鎌倉
年代 弘安11
西暦 1288
作者
寸法・重量 径49.0  縁厚0.5  (㎝)
品質・形状 白銅鋳成。大形の鏡で、表は錫鍍金を施し、裏は中央に蓮台上輪宝に独鈷杵を立て、その上に蓮台上に火焔宝珠付三面宝珠を飾り、薄肉で鋳出している。三面宝珠にはそれぞれ東・招・西の文字を刻し、また、裏面に銘文を刻している。
ト書 弘安十一年〈戊/子〉卯月二十一日、大神宮御本地云々の刻銘がある
画賛・奥書・銘文等 「相殿右大玉/大神宮御本地/相伝左春日」「弘安十一年戊子/卯月二十一日」「沙門重如」
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 02404
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1976.06.05(昭和51.06.05)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 奈良県
所在地
保管施設の名称
所有者名 室生寺
管理団体・管理責任者名

解説文:
 この鏡は神仏習合を表わした御正体で、伊勢大神宮、太玉神、春日神をまつり、さらに三面宝珠の中に東・招・西の刻銘のあるのは、東大寺、唐招提寺、西大寺の舎利信仰との関連をあらわしたものであろう。鎌倉時代の特異な作例で、製作は精緻である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし