国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 鼠志野鶺鴒文鉢
ふりがな ねずみしのせきれいもんはち
鼠志野鶺鴒文鉢
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員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 桃山
年代
西暦
作者
寸法・重量 高11.0 口径28.5 (㎝)
品質・形状 素地はざんぐりした灰白色の陶胎で、腰に緩やかな段をつけてゆったりと広がり、うねりをつけた縁は不均等な四角形である。底は円形で三方に脚が付く。長石釉下に鉄分の多い赤土を化粧掛けし、一部を掻き落として文様をあらわす鼠志野独特の技法で、見込みの中央には白抜きの岩、岩上に線彫で鶺鴒を一羽配し、全体を渓流に見立てる。流れを線であらわし、岩上の笹は白抜きの線彫と白地に鉄絵付で表す。
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 02405
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1977.06.11(昭和52.06.11)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 東京都
所在地 東京国立博物館 東京都台東区上野公園13-9
保管施設の名称 東京国立博物館
所有者名 独立行政法人国立文化財機構
管理団体・管理責任者名
鼠志野鶺鴒文鉢
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解説文:
鼠志野は天正年間後期から文禄・慶長にかけて美濃の諸窯でいわゆる志野とともに焼造された代表的な陶芸であるが、この鉢は渓流に一羽の鶺鴒を図した鉢で、器形・文様・釉調ともに極めて完好で類品中の名作である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし