国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
金銅金錍
ふりがな
:
こんどうこんぺい
金銅金錍
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員数
:
1口
種別
:
工芸品
国
:
日本
時代
:
鎌倉
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
全長34.7㎝ 重量618.0g
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
02503
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1986.06.06(昭和61.06.06)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
京都府
所在地
:
公益財団法人北村文華財団 京都府京都市上京区御車道通清和院口上ル東入梶井町448-4
保管施設の名称
:
公益財団法人北村文華財団
所有者名
:
公益財団法人北村文華財団
管理団体・管理責任者名
:
金銅金錍
解説文:
密教法具の一つである金〓は、本来インドにおける眼病治療の器具から発したものとされ、それが仏教に取入れられて仏心眼を開かしめる意味で、灌頂【かんじよう】の儀式や仏像の開眼供養に際し用いられるようになったものである。
金〓の古例としては東京国立博物館のもの(重文、法隆寺献納宝物、平安時代)などが知られるがその数は少ない。本金〓は把の中央に鬼面を表わし、その上下に雄勁な鬼目をつけ、鈷部は匙面にして深い樋を入れ、両端に宝珠形を付した両珠式金〓である。
雄大な形姿や把部に鬼面を鋳出した特異な形式を示す遺例として貴重である。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
金銅金錍
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金銅金錍
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解説文
密教法具の一つである金〓は、本来インドにおける眼病治療の器具から発したものとされ、それが仏教に取入れられて仏心眼を開かしめる意味で、灌頂【かんじよう】の儀式や仏像の開眼供養に際し用いられるようになったものである。 金〓の古例としては東京国立博物館のもの(重文、法隆寺献納宝物、平安時代)などが知られるがその数は少ない。本金〓は把の中央に鬼面を表わし、その上下に雄勁な鬼目をつけ、鈷部は匙面にして深い樋を入れ、両端に宝珠形を付した両珠式金〓である。 雄大な形姿や把部に鬼面を鋳出した特異な形式を示す遺例として貴重である。