国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
大般若経
ふりがな
:
だいはんにゃきょう
解説表示▶
員数
:
597巻
種別
:
書跡・典籍
国
:
日本
時代
:
奈良~鎌倉
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
02085
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1962.06.21(昭和37.06.21)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
2019.07.23(令和1.07.23)
所在都道府県
:
京都府
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
宗教法人教王護国寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
奈良~鎌倉時代の作品。
関連情報
(情報の有無)
附指定
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
奈良~鎌倉時代の作品。
詳細解説▶
詳細解説
空海筆の伝承をもつ本大般若経は宝蔵に納められて伝来したもので、全597巻で3巻を欠く。すべて巻子装の写本で、茶表紙、撥型軸を有する。奈良時代の写経が584巻、平安時代が10巻、鎌倉時代が3巻である。 奈良写経の表紙は原表紙が多く、赤密陀の軸は当初のものとみとめられる。本文には白書などによる校合がある。本文は、一巻一筆のものと二筆以上のものがある。 経箱は透漆塗で、桐台差箱の外箱に広蓋状の桐内箱10合を納める。各外箱の底裏側には、貞享2年(1685)に加賀藩主前田綱紀が寄進した旨の墨書がある。これらは、東寺百合文書と同時に寄進された。 経帙は、平安時代後期のもので、黒く染めた竹籤を七条の色糸の帯で綴じつける。裏には紅地の平絹に絞り染で二重襷に海鞘風の丸文様を表した裂を付け、表側の四周にも裏裂をまわしている。芯紙には東寺関係の古文書が用いられているものがあり、うち2通には永保2年(1082)と同3年の年紀がある。 題簽は表側に「大般若経」、裏側に「第二十五帙」などと墨書があり、革紐で経帙に付けられていたものである。 竹帙は、江戸時代に平安時代の経帙を復元して作成したものである。
関連情報
附指定
経帙残欠(題簽札三枚を含む)
経箱
竹帙
関連情報
附指定
附名称
:
経帙残欠(題簽札三枚を含む)
附員数
:
一括
附ト書
:
関連情報
附指定
附名称
:
経箱
附員数
:
六合
附ト書
:
貞享二年十一月日前田綱紀寄進銘
関連情報
附指定
附名称
:
竹帙
附員数
:
三帙
附ト書
: