国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
版本浄土論註〈上下/〉
ふりがな
:
はんぽんじょうどろんちゅう
解説表示▶
員数
:
2帖
種別
:
書跡・典籍
国
:
日本
時代
:
鎌倉
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
建長八歳七月廿五日親鸞加点奥書
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
02321
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1976.06.05(昭和51.06.05)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
京都府
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
本願寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
本帖は北魏曇鸞の浄土論註の鎌倉時代版本に、親鸞が八十四歳の建長八年(一二五六)七月に朱・墨の註記を書き入れたものである。装訂は粘葉装、丁子散焦茶の原表紙を装し、墨書外題を有する。料紙は斐紙。版式は半葉六行、一行一七字。本文中には親鸞自筆の朱の送仮名、返点が稠密に付され、墨書註記が間々加えられている。下巻末には自筆で曇鸞の浄土論註撰述の次第を迦才の浄土論の説を引いて略記し、朱筆で親鸞の校註、加点年時を明記している。本書は親鸞晩年の浄土教研学を伝える資料として注目される。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
本帖は北魏曇鸞の浄土論註の鎌倉時代版本に、親鸞が八十四歳の建長八年(一二五六)七月に朱・墨の註記を書き入れたものである。装訂は粘葉装、丁子散焦茶の原表紙を装し、墨書外題を有する。料紙は斐紙。版式は半葉六行、一行一七字。本文中には親鸞自筆の朱の送仮名、返点が稠密に付され、墨書註記が間々加えられている。下巻末には自筆で曇鸞の浄土論註撰述の次第を迦才の浄土論の説を引いて略記し、朱筆で親鸞の校註、加点年時を明記している。本書は親鸞晩年の浄土教研学を伝える資料として注目される。