国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
解深密経巻第四(金砂子色麻紙)
ふりがな
:
げしんみっきょうまきだいよん
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員数
:
1巻
種別
:
書跡・典籍
国
:
日本
時代
:
奈良
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
02322
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1976.06.05(昭和51.06.05)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
京都府
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
青蓮院
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
本経は法相経典の一つである解深密経(五巻)中の巻第四で、惜しむらくは巻頭一紙半を欠くが、尾題ならびに貞観廿一季(六四七)五月十八日の玄奘訳経記に至るまで十一紙を存している。料紙は淡紫色金砂子散麻紙に淡墨界を施し、一紙二十四行、一行十七字に書写している。その謹厳な書風は当時の写経生の手になるもので、書風よりみておそらく天平勝宝・宝字年間の書写と思われ、殊にその美麗な料紙は奈良時代色紙経の姿を伝えて価値が高い。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
本経は法相経典の一つである解深密経(五巻)中の巻第四で、惜しむらくは巻頭一紙半を欠くが、尾題ならびに貞観廿一季(六四七)五月十八日の玄奘訳経記に至るまで十一紙を存している。料紙は淡紫色金砂子散麻紙に淡墨界を施し、一紙二十四行、一行十七字に書写している。その謹厳な書風は当時の写経生の手になるもので、書風よりみておそらく天平勝宝・宝字年間の書写と思われ、殊にその美麗な料紙は奈良時代色紙経の姿を伝えて価値が高い。