国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
新古今和歌集〈上下/〉
ふりがな
:
しんこきんわかしゅう
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員数
:
2帖
種別
:
書跡・典籍
国
:
日本
時代
:
鎌倉
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
正安二年黄鐘下旬藤原為相本奥書
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
02325
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1977.06.11(昭和52.06.11)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
千葉県
所在地
:
国立歴史民俗博物館 千葉県佐倉市城内町117
保管施設の名称
:
国立歴史民俗博物館
所有者名
:
大学共同利用機関法人人間文化研究機構
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
綴葉装。料紙に斐紙を用い上下二帖からなる。所収歌は一九九五首を数え、諸伝本中で最も多い。文中隠岐撰抄で除かれた歌には下に朱の合点が付され、また流布本に欠く切出歌十七首には墨勾点を付し、墨書注記がみえる。下帖末に承元三年六月十九日定家の本奥書並に正安二年十一月下旬藤原為相が書写校合の本奥書がある。本帖は鎌倉後期の書写本とみられ、同一筆者の手になるが、上帖末に七紙にわたり永正九年八月廿日三井寺沙門静秀の補写及び奥書がみえて、その伝来を明らかにしている。本書は定家書写本系の古態を存する鎌倉時代古写本として価値が高い。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
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解説文
綴葉装。料紙に斐紙を用い上下二帖からなる。所収歌は一九九五首を数え、諸伝本中で最も多い。文中隠岐撰抄で除かれた歌には下に朱の合点が付され、また流布本に欠く切出歌十七首には墨勾点を付し、墨書注記がみえる。下帖末に承元三年六月十九日定家の本奥書並に正安二年十一月下旬藤原為相が書写校合の本奥書がある。本帖は鎌倉後期の書写本とみられ、同一筆者の手になるが、上帖末に七紙にわたり永正九年八月廿日三井寺沙門静秀の補写及び奥書がみえて、その伝来を明らかにしている。本書は定家書写本系の古態を存する鎌倉時代古写本として価値が高い。