国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
宋版唐書〈(内補配本三冊、補写本四冊)/〉
ふりがな
:
そうはんとうじょ
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員数
:
90冊
種別
:
書跡・典籍
国
:
中国
時代
:
南宋
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
各冊 縦27.8cm 横17.3cm
品質・形状
:
ト書
:
景定・咸淳年間李安詩点校識語
画賛・奥書・銘文等
:
巻第四以下二十三巻に景定・咸淳年間李安詩点校識語あり
伝来・その他参考となるべき事項
:
補配本 巻第六十八・六十九、巻第百一・百二、巻第百三十五・百三十六(六巻三冊)
補写本(明写本) 巻第十一・十八、巻第二十一~二十四、巻第九十八~百、巻第百三十一~百三十四(十三巻四冊)
指定番号(登録番号)
:
02330
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1977.06.01(昭和52.06.01)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
東京都
所在地
:
東京都世田谷区岡本2-23-1
保管施設の名称
:
公益財団法人静嘉堂
所有者名
:
公益財団法人静嘉堂
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
新唐書の南宋時代刊本として著名なもので全二百二十五巻中、巻第十二~十七、第百五十九~百八十を除く、百八十八巻、九十冊を存する。体裁は袋綴本で、版式は左右双辺、有界、半葉十四行、一行二十五字。版心は白口、魚尾、「唐書本紀『幾』(丁数)(刻工)」を刻し、本文中には南宋の李安詩による朱引、朱句切点、墨書および若干の補写がみえる。目録の首には嘉祐五年六月曽公亮の土表文があって本書が嘉祐刊本系の紹興刊本であることを明らかにしている。本書は同系の足利学校本よりは後印と目されるが、最もまとまった宋版唐書として、一部に南宋建安刊本、或は補写本を交えるが、嘉祐刊本系の面目を伝えて貴重である。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
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解説文
新唐書の南宋時代刊本として著名なもので全二百二十五巻中、巻第十二~十七、第百五十九~百八十を除く、百八十八巻、九十冊を存する。体裁は袋綴本で、版式は左右双辺、有界、半葉十四行、一行二十五字。版心は白口、魚尾、「唐書本紀『幾』(丁数)(刻工)」を刻し、本文中には南宋の李安詩による朱引、朱句切点、墨書および若干の補写がみえる。目録の首には嘉祐五年六月曽公亮の土表文があって本書が嘉祐刊本系の紹興刊本であることを明らかにしている。本書は同系の足利学校本よりは後印と目されるが、最もまとまった宋版唐書として、一部に南宋建安刊本、或は補写本を交えるが、嘉祐刊本系の面目を伝えて貴重である。