国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
法隆寺縁起白拍子
ふりがな
:
ほうりゅうじえんぎしらびょうし
解説表示▶
員数
:
1巻
種別
:
書跡・典籍
国
:
日本
時代
:
南北朝
年代
:
1364
西暦
:
1364
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
貞治三年八月九日重懐書写奥書
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
02338
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1977.06.11(昭和52.06.11)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
奈良県
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
法隆寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
本書は康安二年に法隆寺僧重懐が撰述した法隆寺縁起白拍子の著者自筆本で、縁起白拍子の現存唯一の古本として著名な遺巻である。縁起は全文七ヶ条から構成され、各項とも文首に標目を事書し、文末は囃言葉で結び、白拍子の趣を伝えている。本文は片仮名で、一部漢文体を交え、文中には全体に亙って墨訓・音点、或は朱連続符・拘点等が付されているが、傍訓は比較的古体の仮名を用いている。巻末には本文と同筆で貞治三年八月九日の重懐書写奥書があって、その書写年代を明らかにし、ついで同筆でこの本を後代の亀鏡とするため重懐に誂えた旨の盛範の識語が付されている。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
本書は康安二年に法隆寺僧重懐が撰述した法隆寺縁起白拍子の著者自筆本で、縁起白拍子の現存唯一の古本として著名な遺巻である。縁起は全文七ヶ条から構成され、各項とも文首に標目を事書し、文末は囃言葉で結び、白拍子の趣を伝えている。本文は片仮名で、一部漢文体を交え、文中には全体に亙って墨訓・音点、或は朱連続符・拘点等が付されているが、傍訓は比較的古体の仮名を用いている。巻末には本文と同筆で貞治三年八月九日の重懐書写奥書があって、その書写年代を明らかにし、ついで同筆でこの本を後代の亀鏡とするため重懐に誂えた旨の盛範の識語が付されている。