国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 紺紙金字大宝積経〈巻第三十二/(高麗国金字大蔵経)〉
ふりがな こんしきんじだいほうしゃくきょう
紺紙金字大宝積経〈巻第三十二/(高麗国金字大蔵経)〉
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員数 1巻
種別 書跡・典籍
朝鮮
時代 高麗
年代 1006
西暦 1006
作者
寸法・重量 縦29.0 全長831.7 16紙
品質・形状 紺紙金字・巻子装
ト書 統和二十四年千秋王太后及金致陽同心発願経
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 0280
枝番 00
国宝・重文区分 国宝
重文指定年月日 1978.06.15(昭和53.06.15)
国宝指定年月日 2018.10.31(平成30.10.31)
追加年月日
所在都道府県 京都府
所在地 京都国立博物館 京都府京都市東山区茶屋町527
保管施設の名称 京都国立博物館
所有者名 独立行政法人国立文化財機構
管理団体・管理責任者名
紺紙金字大宝積経〈巻第三十二/(高麗国金字大蔵経)〉
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解説文:
 高麗の統和二十四年(穆宗九年、一〇〇六)穆宗の母后千秋王太后が寵臣金致陽と同心発願して書写せしめた紺紙金字一切経の唯一の遺巻で、その端厳な書風は北宋前期の書法を伝えている。高麗の装飾経の現存最古の遺品であり、殊にその見返【みかえし】絵は成立年代を明らかにする高麗最古の紙本絵画として価値が高い。なお見返には朱筆で嘉慶二年八月権律師豪憲の施入記があり、本経が古くより請来され、南北朝時代末には湖東の金剛輪寺にあったことを伝えている。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし