国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
大方等大集経〈自巻第一至第八/〉
ふりがな
:
だいほうとうだいしゅうきょう
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員数
:
8巻
種別
:
書跡・典籍
国
:
日本
時代
:
奈良
年代
:
740
西暦
:
740
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
天平十二年五月一日光明皇后御願経
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
02363
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1979.06.06(昭和54.06.06)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
京都府
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
正法寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
天平経の代表として著名な五月一日経のまとまった遺品で、大方等大集経の巻第一より第八に至る八巻を存している。各巻共本文料紙に脱漏はなく、巻末には天平十二年(七四〇)五月一日の光明皇后願文を存し、保存良好である。料紙は黄麻紙に墨界を一紙二十五行宛に施して用い、筆線の鋭い勁抜な書風をもって各巻一筆に書写される。五月一日経は聖語蔵に七百五十巻が伝存し、巷間にも流布しているが、本経のように同一経が巻次を連続して八巻具備しているのは稀であって、本文の筆蹟も天平写経生の代表的書風をよく示している。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
天平経の代表として著名な五月一日経のまとまった遺品で、大方等大集経の巻第一より第八に至る八巻を存している。各巻共本文料紙に脱漏はなく、巻末には天平十二年(七四〇)五月一日の光明皇后願文を存し、保存良好である。料紙は黄麻紙に墨界を一紙二十五行宛に施して用い、筆線の鋭い勁抜な書風をもって各巻一筆に書写される。五月一日経は聖語蔵に七百五十巻が伝存し、巷間にも流布しているが、本経のように同一経が巻次を連続して八巻具備しているのは稀であって、本文の筆蹟も天平写経生の代表的書風をよく示している。