国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
重要有形民俗文化財
主情報
名称
:
明方の山村生産用具
ふりがな
:
みょうがたのさんそんせいさんようぐ
明方の山村生産用具
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員数
:
2,037点
種別
:
生産、生業に用いられるもの
年代
:
その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00138
指定年月日
:
1979.05.21(昭和54.05.21)
追加年月日
:
指定基準1
:
(二)生産、生業に用いられるもの 例えば、農具、漁猟具、工匠用具、紡織用具、作業場等
指定基準2
:
(三)地域的特色を示すもの
指定基準3
:
(六)職能の様相を示すもの
所在都道府県
:
岐阜県
所在地
:
郡上市明宝気良154
保管施設の名称
:
明宝歴史民俗資料館
所有者名
:
郡上市
管理団体・管理責任者名
:
明方の山村生産用具
解説文:
詳細解説
明方は、長良川と木曽川の上流に位置し、大部分が山林原野で占められる地域で、峠越えで飛騨に接している。昭和30年代まで山林業や農業が盛んで、典型的な山村生活が濃厚にみられた。この資料は、明方での生産関係の用具を収集したもので、山樵関係用具、農耕用具、畜産用具、染織用具、手仕事関係用具、諸職関係用具、狩猟・漁撈用具などとともに、こうした生産に関わる運搬具、仕事着、飲食器、灯火具、信仰用具なども網羅している。
関連情報
(情報の有無)
附
なし
添付ファイル
なし
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明方の山村生産用具
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明方の山村生産用具
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解説文
明方は、長良川と木曽川の上流に位置し、大部分が山林原野で占められる地域で、峠越えで飛騨に接している。昭和30年代まで山林業や農業が盛んで、典型的な山村生活が濃厚にみられた。この資料は、明方での生産関係の用具を収集したもので、山樵関係用具、農耕用具、畜産用具、染織用具、手仕事関係用具、諸職関係用具、狩猟・漁撈用具などとともに、こうした生産に関わる運搬具、仕事着、飲食器、灯火具、信仰用具なども網羅している。
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詳細解説
奥美濃の山村、明方は、長良川および木曽川の上流に位置し、その大部分が山林原野で占められる地域で、峠越えで山国飛騨に接している。昭和30年代までは、鎌倉街道と呼ばれる道筋に点在する村落の住民は山林業や農業で生活し、典型的な山村生活の色彩を濃厚に残していたが、その後の経済社会の急激な変貌は、これら住民の職業・生活様式を大きく変化させた。 この資料は、この明方を舞台として往時から脈々と営まれてきた生産関係の用具をとりまとめたもので総点数2037点、木挽や炭焼が使った山樵関係用具、焼き畑や田畑に使った農耕用具、農耕馬や牛の飼育に用いた畜産用具、糸つむぎ・機織り・色染めに使った染織用具、藁・竹・木など身近に入手できる材料で種々の用具を製作する手仕事関係用具、板剥ぎ・槽ほり・鉄沓屋などの諸職関係用具、狩猟や漁撈の用具などが取りそろえられている。また、これらとともに、こうした生産を営む折に使った運搬具や関係の仕事着・飲食器・灯火具および信仰用具なども網羅している。 この資料は、中部地方における典型的な山村生活の実態とその変遷を知る上で重要なものである。