国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
重要有形民俗文化財
主情報
名称
:
南部杜氏の酒造用具
ふりがな
:
なんぶとうじのしゅぞうようぐ
南部杜氏の酒造用具
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員数
:
1788点
種別
:
生産、生業に用いられるもの
年代
:
その他参考となるべき事項
:
内訳:米研ぎ用具52点 蒸し用具111点 麹つくり用具216点 酛取り用具131点 仕込み用具105点 槽掛け用具585点 夏囲い用具65点 詰出し用具155点 その他酒造関係用具295点 仕事着52点 信仰儀礼用具10点 その他用具11点
※この用具に関連する習俗は、昭和55年12月12日に「南部の酒造習俗」として記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選択されている。
指定番号
:
00148
指定年月日
:
1982.04.21(昭和57.04.21)
追加年月日
:
指定基準1
:
(二)生産、生業に用いられるもの 例えば、農具、漁猟具、工匠用具、紡織用具、作業場等
指定基準2
:
(三)地域的特色を示すもの
指定基準3
:
(六)職能の様相を示すもの
所在都道府県
:
岩手県
所在地
:
花巻市石鳥谷町中寺林7-7-1
保管施設の名称
:
石鳥谷歴史民俗資料館
所有者名
:
花巻市
管理団体・管理責任者名
:
南部杜氏の酒造用具
解説文:
詳細解説
岩手県の旧石鳥谷町周辺は南部流杜氏の発祥地といわれ、古くから東北地方を中心に遠くは四国地方にまで足跡を残し、越後・丹波のそれと並んで全国的に著名であった。
この収集は、かつての酒造の過程で使用された種々の関係用具等を巨細に取りまとめたものである。酒造の各過程である米研ぎ・蒸し・麹つくり・酛取り・仕込み・槽掛け・夏囲いなどの関連諸用具をはじめ、出荷用具・信仰儀礼用具・仕事着などがあり、酒造過程の実際から考案されたと考えられるものも少なくない。
関連情報
(情報の有無)
附
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
南部杜氏の酒造用具
南部杜氏の酒造用具 01
南部杜氏の酒造用具 02
南部杜氏の酒造用具
南部杜氏の酒造用具
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南部杜氏の酒造用具
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南部杜氏の酒造用具 01
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南部杜氏の酒造用具 02
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南部杜氏の酒造用具
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南部杜氏の酒造用具
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解説文
岩手県の旧石鳥谷町周辺は南部流杜氏の発祥地といわれ、古くから東北地方を中心に遠くは四国地方にまで足跡を残し、越後・丹波のそれと並んで全国的に著名であった。 この収集は、かつての酒造の過程で使用された種々の関係用具等を巨細に取りまとめたものである。酒造の各過程である米研ぎ・蒸し・麹つくり・酛取り・仕込み・槽掛け・夏囲いなどの関連諸用具をはじめ、出荷用具・信仰儀礼用具・仕事着などがあり、酒造過程の実際から考案されたと考えられるものも少なくない。
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詳細解説
岩手県の旧石鳥谷町周辺は、南部流杜氏の発祥の地といわれている。ここの杜氏は古くから東北地方を中心に遠くは四国地方にまで足跡を残し、越後・丹波のそれと並んで全国的に著名であった。 近年は、杜氏の酒造技術も近代化されてきたが、この酒造用具は、かつての酒造の過程で使用された種々の関係用具等を巨細に取りまとめたものである。 酒造の各過程である米研ぎ・蒸し・麹つくり・酛取り・仕込み・槽掛け・夏囲いなどの関連諸用具をはじめ、それに関係した出荷用具・信仰儀礼用具・仕事着等が収集されており、中でも漬米・蒸し米等の持ち運びに使われたカスリと呼ばれる桶、酛の育成を促すのに使った暖気樽、酒樽に差し込む様々な呑口類等には特色が見られ、酒造過程の実際から考案されたと考えられるものが少なくないことがわかる。南部杜氏の酒造の実態と変遷を示すものとして重要なものである。