重要有形民俗文化財
 主情報
名称 浄法寺の漆掻きと浄法寺塗の用具及び製品
ふりがな じょうほうじのうるしかきとじょうほうじぬりのようぐおよびせいひん
浄法寺の漆掻きと浄法寺塗の用具及び製品(漆掻きの用具)
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員数 3,832点
種別 生産、生業に用いられるもの
年代
その他参考となるべき事項 内訳:漆掻関係用具752点 木地師関係用具562点 塗師関係用具628点 職人生活関係用具141点
製品1577点 販売関係用具63点 信仰関係用具24点 その他関係用具85点
指定番号 00173
指定年月日 1987.03.03(昭和62.03.03)
追加年月日
指定基準1 (二)生産、生業に用いられるもの 例えば、農具、漁猟具、工匠用具、紡織用具、作業場等
指定基準2 (三)地域的特色を示すもの
指定基準3 (六)職能の様相を示すもの
所在都道府県 岩手県
所在地 (1)二戸市浄法寺町御山久保35
(2)二戸市浄法寺町御山久保25-1
保管施設の名称 (1)二戸市立浄法寺歴史民俗資料館
(2)重要有形民俗文化財収蔵庫
所有者名 二戸市
管理団体・管理責任者名
浄法寺の漆掻きと浄法寺塗の用具及び製品(漆掻きの用具)
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解説文:
岩手県の旧浄法寺町・安代町は、南部漆の産地として知られてきた。この地域には、漆掻き、木地師、塗師が古くから住みついてきたと伝えられ、盛岡藩主南部重直(慶長11(1606)年~寛文4(1664)年)の黒印文書(宛所欠)にも「薄(箔)椀」の記載があり、この地域の漆掻きや漆塗りは少なくとも17世紀半ばまで遡ることができる。
 浄法寺では、豊富なブナ材を椀木地とし、下地に柿渋を用い、地元産の良質な漆を塗って仕上げる伝統的技術が伝承されてきたが、現在その姿は影をひそめ、振興策が種々検討されている。
 この収集は、主に浄法寺町内で用いられてきた漆掻関係・木地師関係・塗師関係の用具を職種ごとに分類しながら体系的にまとめたもので、椀・膳・盆類をはじめ酒器類・仏具等の製品も製作方法別にまとめている。また、職人生活用具、販売関係用具、信仰関係用具などもあり、浄法寺の漆掻きと浄法寺塗の全貌を網羅している。
関連情報
    (情報の有無)
  なし
  添付ファイル なし