国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
重要有形民俗文化財
主情報
名称
:
阿弥陀寺の湯屋 附 旧鉄湯釜 旧鉄湯舟残欠
ふりがな
:
あみだじのゆや つけたりきゅうてつゆがま きゅうてつゆぶねざんけつ
阿弥陀寺の湯屋
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員数
:
1件 附2口
種別
:
信仰に用いられるもの
年代
:
その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00094
指定年月日
:
1972.08.03(昭和47.08.03)
追加年月日
:
指定基準1
:
(六)信仰に用いられるもの 例えば、祭祀(し)具、法会具、奉納物、偶像類、呪(じゆ)術用具、社祠(し)等
指定基準2
:
指定基準3
:
所在都道府県
:
山口県
所在地
:
防府市牟礼上坂本1869
保管施設の名称
:
所有者名
:
阿弥陀寺
管理団体・管理責任者名
:
阿弥陀寺の湯屋
解説文:
詳細解説
阿弥陀寺の湯屋は、重源により阿弥陀寺が建立された際に、建てられたといわれる施浴施設である。桁行10.53m、梁間4.5mで、桟瓦葺平屋建の覆屋をもつ。内部は、釜場と洗い場と脱衣室からなり、「取り湯」という施浴方法が毎年開山忌にあたる7月に行なわれてきた。
関連情報
(情報の有無)
附
なし
添付ファイル
なし
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阿弥陀寺の湯屋
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阿弥陀寺の湯屋
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解説文
阿弥陀寺の湯屋は、重源により阿弥陀寺が建立された際に、建てられたといわれる施浴施設である。桁行10.53m、梁間4.5mで、桟瓦葺平屋建の覆屋をもつ。内部は、釜場と洗い場と脱衣室からなり、「取り湯」という施浴方法が毎年開山忌にあたる7月に行なわれてきた。
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詳細解説
阿弥陀寺の湯屋は、重源によって阿弥陀寺が建立された際に、建てられたといわれている施浴を行う施設である。 桁行は10.53m、梁間は4.5mで、桟瓦葺平屋建の覆屋をもつ。その内部は、釜場と洗い場と脱衣室からなる。施浴方法は、鉄湯釜で沸かした湯を石製の湯舟に汲み取り、石敷きの洗い場で浴びる方法で、「取り湯」と呼ばれ、毎年開山忌にあたる7月14、15の両日(現在は7月の第四土・日曜日)に行なわれてきた。 現在使用されている鉄湯釜と石製湯舟には、文政11(1828)年銘(鉄湯釜)と文政3(1820)年銘(石製湯舟)がみられるが、これとは別に鎌倉時代のものと伝えられる鉄湯釜と鉄湯舟(残欠)も保存されており、中世からの施浴の様式をうかがうこともできる。我が国の施浴の習俗を考える上で重要なものである。