国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
重要有形民俗文化財
主情報
名称
:
檜枝岐の舞台
ふりがな
:
ひのえまたのぶたい
檜枝岐の舞台
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員数
:
1件
種別
:
民俗芸能、娯楽、遊戯に用いられるもの
年代
:
その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00118
指定年月日
:
1976.08.23(昭和51.08.23)
追加年月日
:
指定基準1
:
(八)民俗芸能、娯楽、遊戯に用いられるもの 例えば、衣装、道具、楽器、面人形、玩(がん)具、舞台等
指定基準2
:
指定基準3
:
所在都道府県
:
福島県
所在地
:
南会津郡檜枝岐村字下ノ原880ほか
保管施設の名称
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
檜枝岐の舞台
解説文:
詳細解説
檜枝岐の舞台は、檜枝岐村字居平の鎮守神の境内にある農村舞台である。
明治26年(1893年)に焼失した古い舞台に模して、明治30年前後の再建されたものと推定されている。正面から見ると上部に破風があって入母屋造に見えるが、前面に廂がある切妻造で、軒端の様式はこの地域の民家などにみられる「兜造」となっている。
舞台中央部に固定式の二重があり、その四方に角柱があって、二重の前後に唐紙を入れることができるようになっている。舞台の上手に座の低い太夫座があり、花道は上演時に設けられる。客席は、平土間の後方に階段状の座席があり、その後端には桟敷が仮設される。
関連情報
(情報の有無)
附
なし
添付ファイル
なし
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檜枝岐の舞台
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檜枝岐の舞台
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解説文
檜枝岐の舞台は、檜枝岐村字居平の鎮守神の境内にある農村舞台である。 明治26年(1893年)に焼失した古い舞台に模して、明治30年前後の再建されたものと推定されている。正面から見ると上部に破風があって入母屋造に見えるが、前面に廂がある切妻造で、軒端の様式はこの地域の民家などにみられる「兜造」となっている。 舞台中央部に固定式の二重があり、その四方に角柱があって、二重の前後に唐紙を入れることができるようになっている。舞台の上手に座の低い太夫座があり、花道は上演時に設けられる。客席は、平土間の後方に階段状の座席があり、その後端には桟敷が仮設される。
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詳細解説
本件は、檜枝岐村字居平の鎮守神の境内にある農村舞台である。明治26年(1893年)に焼失した古い舞台に模して、明治30年前後の再建されたものと推定され、地元ではブデエ(舞台)またはメエデン(舞殿)などと呼ばれている。 舞台は、間口7.165㍍、奥行き7.06㍍で、小庇付きの切妻(背面は寄棟)造りの茅葺屋根である。正面から見ると上部に破風があり、入母屋造に見えるが、前面に小さな廂の付いた切妻造で、軒端の様式はこの地域の民家などにみられる「兜造」となっている。 舞台の中央部には固定式の二重があり、その四方に角柱があって、二重の前後に唐紙を入れることができるようになっている。また、舞台の上手には座の低い「語り場」(太夫座)があり、花道は上演時に設けられる。客席は平土間の後方にさらに階段状の座席があり、その後端には桟敷が仮設される。 なお、毎年5月12日(愛宕神社祭礼)、8月18日(鎮守神祭礼)、9月第1土曜日には、「千葉之家花駒座」によって農村歌舞伎が奉納されており、この農村歌舞伎は、「檜枝岐歌舞伎」として、平成11年(1999年)に福島県重要無形民俗文化財に指定されている。