国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
重要有形民俗文化財
主情報
名称
:
どぶね(はなきり) 附 櫓 櫂 あかとり
ふりがな
:
どぶね(はなきり) つけたり ろ かい あかとり
どぶね(はなきり) 附 櫓 櫂 あかとり
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員数
:
1隻 附 1点 4点 1点
種別
:
交通・運輸・通信に用いられるもの
年代
:
その他参考となるべき事項
:
※この船を製作する工程は、昭和29年11月に「ドブネの製作工程」として記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選択されている。
指定番号
:
00007
指定年月日
:
1955.04.22(昭和30.04.22)
追加年月日
:
指定基準1
:
(三)交通、運輸、通信に用いられるもの 例えば、運搬具、舟車、飛脚用具、関所等
指定基準2
:
(二)生産、生業に用いられるもの 例えば、農具、漁猟具、工匠用具、紡織用具、作業場等
指定基準3
:
所在都道府県
:
新潟県
所在地
:
上越市中郷区岡沢469
保管施設の名称
:
旧岡沢小学校
所有者名
:
上越市(旧岡沢小学校保管)
管理団体・管理責任者名
:
どぶね(はなきり) 附 櫓 櫂 あかとり
解説文:
詳細解説
どぶね(はなきり)は、木造和船のうち、杉の刳り抜き材を主材とする舟の一種で、主に新潟県中頸城地方で、地曳網用として使われてきたものである。
長さは10㍍(33尺)、最大幅1.5㍍(5尺)、深さは0.5㍍あり、製作された年代も古く、ほとんど修理も加えられていない貴重なものである。
関連情報
(情報の有無)
附
なし
添付ファイル
なし
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どぶね(はなきり) 附 櫓 櫂 あかとり
どぶね(はなきり)
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どぶね(はなきり) 附 櫓 櫂 あかとり
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どぶね(はなきり)
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どぶね(はなきり)
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解説文
どぶね(はなきり)は、木造和船のうち、杉の刳り抜き材を主材とする舟の一種で、主に新潟県中頸城地方で、地曳網用として使われてきたものである。 長さは10㍍(33尺)、最大幅1.5㍍(5尺)、深さは0.5㍍あり、製作された年代も古く、ほとんど修理も加えられていない貴重なものである。
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詳細解説
どぶね(はなきり)は、我が国の木造和船のうち、杉の刳り抜き材を主材(おもき)とするおもき造りによる和船の一種で、主として新潟県中頸城地方で、地曳き網用などの舟として使用されてきたものである。 近年まで使われていたものは、多くが既に修理、改造が甚だしくほとんど原形を保っていない。また、これを製作することができる舟大工も現在ではほとんど残っていない状況にある。 そうした中で、上越市立水族博物館に資料として保存されているこのどぶね(はなきり)は、船大工の永越猪之松氏が明治34年5月に製作したもので、長さは10㍍(33尺)、最大幅1.5㍍(5尺)、深さは0.5㍍、重量1.6㌧あり、製作された年代が古いだけでなく、修理の跡が少なくほとんど原形を保持している貴重なものである。 この種の舟の典型的なものといえ、おもき造りの舟の系列中、極めて重要な位置を占めるものである。 なお、どぶねの用法を明らかにするため、これに使用される櫓1点、櫂4点、あかとり(あかがえ)1点を附として指定し併せて保存・活用を図ることとした。