国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
重要有形民俗文化財
主情報
名称
:
荒川神社奉納模型和船および船絵馬
ふりがな
:
あらかわじんじゃほうのうもけいわせんおよびふなえま
荒川神社奉納模型和船および船絵馬
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員数
:
2隻,85点
種別
:
信仰に用いられるもの
年代
:
その他参考となるべき事項
:
内訳:模型和船2隻 船絵馬85点
指定番号
:
00084
指定年月日
:
1970.07.30(昭和45.07.30)
追加年月日
:
指定基準1
:
(六)信仰に用いられるもの 例えば、祭祀(し)具、法会具、奉納物、偶像類、呪(じゆ)術用具、社祠(し)等
指定基準2
:
指定基準3
:
所在都道府県
:
新潟県
所在地
:
胎内市桃崎浜239番地4
保管施設の名称
:
胎内市文化財収蔵庫
所有者名
:
胎内市
管理団体・管理責任者名
:
荒川神社奉納模型和船および船絵馬
解説文:
詳細解説
この資料は、荒川神社に奉納された模型和船と船絵馬である。模型和船は、北前船を新造した際に船主が船大工に造らせて奉納したもので、明和5年(1768)製作のものと嘉永3年(1850)製作のものがある。船絵馬は、北前船の航海の安全を祈って奉納されたもので、天保8年(1837)以降のものが85点を数え、全国的にも最もまとまって残っているものの一つである。
関連情報
(情報の有無)
附
なし
添付ファイル
なし
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荒川神社奉納模型和船および船絵馬
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荒川神社奉納模型和船および船絵馬
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解説文
この資料は、荒川神社に奉納された模型和船と船絵馬である。模型和船は、北前船を新造した際に船主が船大工に造らせて奉納したもので、明和5年(1768)製作のものと嘉永3年(1850)製作のものがある。船絵馬は、北前船の航海の安全を祈って奉納されたもので、天保8年(1837)以降のものが85点を数え、全国的にも最もまとまって残っているものの一つである。
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詳細解説
この資料は、荒川神社に奉納された模型和船と船絵馬である。 模型和船は、北前船(この地ではバイセンと呼ぶ)を新造した際に船主が船大工に造らせて奉納したものである。荒川神社の秋祭(10月17・18日)にシャギリ(屋台)に乗せて曳行したものでもあり、明和5年(1768)製作のものを「雨船【あめぶね】」、嘉永3年(1850)製作のものを「日和船」【ひよりぶね】と呼んで、それぞれ雨天、晴天のときに用いてきた。 船絵馬は、北前船の航海の安全を祈って奉納されたもので、天保8年(1837)以降のもの85点を数え、数量のうえでは全国的にも最もまとまって残っているものの一つである。いずれも北前船をめぐる、交通および交易に関する信仰の一様相を示すものとして重要なものである。