国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
重要有形民俗文化財
主情報
名称
:
輪島塗の製作用具及び製品
ふりがな
:
わじまぬりのせいさくようぐおよびせいひん
輪島塗の製作用具及び製品
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員数
:
3,804点
種別
:
生産、生業に用いられるもの
年代
:
その他参考となるべき事項
:
内訳:製作関係2557点 職人生活関係45点 製品1142点 販売関係60点
指定番号
:
00125
指定年月日
:
1977.06.14(昭和52.06.14)
追加年月日
:
指定基準1
:
(二)生産、生業に用いられるもの 例えば、農具、漁猟具、工匠用具、紡織用具、作業場等
指定基準2
:
(三)地域的特色を示すもの
指定基準3
:
(六)職能の様相を示すもの
所在都道府県
:
石川県
所在地
:
輪島市河井町24-55
保管施設の名称
:
輪島漆会館
所有者名
:
輪島市
管理団体・管理責任者名
:
輪島塗の製作用具及び製品
解説文:
詳細解説
輪島塗は、椀木地の横挽き、木口・上縁等の布着せ、輪島特産の地の粉を混入した下地塗り、上縁の地付けの上に生漆を塗る地縁引き等に特色がみられるものである。
この資料は、木地関係・塗師関係・加飾関係の製作用具を各職別に分類し、それらの製品もとりまとめたもので、輪島塗の全貌を網羅するものである。
関連情報
(情報の有無)
附
なし
添付ファイル
なし
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輪島塗の製作用具及び製品
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輪島塗の製作用具及び製品
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解説文
輪島塗は、椀木地の横挽き、木口・上縁等の布着せ、輪島特産の地の粉を混入した下地塗り、上縁の地付けの上に生漆を塗る地縁引き等に特色がみられるものである。 この資料は、木地関係・塗師関係・加飾関係の製作用具を各職別に分類し、それらの製品もとりまとめたもので、輪島塗の全貌を網羅するものである。
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詳細解説
輪島における塗師の記録は室町時代に初見される。輪島塗の技法では、椀木地の横挽き、木口・上縁等の布着せ、輪島特産の地の粉を混入した下地塗り、上縁の地付けの上に生漆を塗る地縁引き等に特色がみられ、上質の漆を使用して丁寧な作業工程を経て仕上げられる製品は堅牢優美をもって知られる。 また、はやくから北前船による海上交通と椀講(年賦販売講)組織等によって、日本海側一円および関西地方に販路をひろめた。 この資料は、輪島塗の発展過程をふまえ、木地関係・塗師関係・加飾関係の製作用具を各職別に体系的に分類し、椀・膳・盆類をはじめ酒器類・家具調度品・祭具・仏具等の製品を製作方法別に巨細にとりまとめて整理したものであり、職人生活用具・販売交易関係用具と相まって輪島塗の全貌を網羅するものである。輪島塗の推移を即物的に理解する上で貴重であるばかりでなく、職能の様相を示すものとして極めて重要である。