国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
重要有形民俗文化財
主情報
名称
:
下黒田の舞台
ふりがな
:
しもくろだのぶたい
下黒田の舞台
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員数
:
1件
種別
:
民俗芸能、娯楽、遊戯に用いられるもの
年代
:
その他参考となるべき事項
:
※この舞台での人形芝居は、昭和50年12月8日に「伊那の人形芝居」として記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選択されている。
指定番号
:
00105
指定年月日
:
1974.11.19(昭和49.11.19)
追加年月日
:
指定基準1
:
(八)民俗芸能、娯楽、遊戯に用いられるもの 例えば、衣装、道具、楽器、面人形、玩(がん)具、舞台等
指定基準2
:
指定基準3
:
所在都道府県
:
長野県
所在地
:
飯田市上郷黒田2346
保管施設の名称
:
所有者名
:
諏訪神社・下黒田区
管理団体・管理責任者名
:
諏訪神社
下黒田の舞台
解説文:
詳細解説
この舞台は、飯田市上郷黒田の諏訪神社境内にある。天保11年(1840)に再建された総二階建の操り人形専用の舞台で、桁行13.39m、梁間7.01m、屋根は桟瓦葺となっている。舟底・本舞台・奥舞台・手摺(三段)・遠見・太夫座・下座など各種の装置を具備し、特に小屋組は独特の工法によっている。
関連情報
(情報の有無)
附
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
下黒田の舞台
下黒田の舞台(正面)
下黒田の舞台(2階張り出し部分)
下黒田の舞台
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下黒田の舞台
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下黒田の舞台
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解説文
この舞台は、飯田市上郷黒田の諏訪神社境内にある。天保11年(1840)に再建された総二階建の操り人形専用の舞台で、桁行13.39m、梁間7.01m、屋根は桟瓦葺となっている。舟底・本舞台・奥舞台・手摺(三段)・遠見・太夫座・下座など各種の装置を具備し、特に小屋組は独特の工法によっている。
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詳細解説
下黒田の舞台は、旧下伊那郡上郷町下黒田(現飯田市上郷黒田)の諏訪神社の境内にある。この舞台は、天保11年(1840)に再建された総二階建の操り人形専用の舞台で、桁行13.39m、梁間7.01m、二層入母屋出し桁作りで、屋根は桟瓦葺となっている。舟底・本舞台・奥舞台・手摺(三段)・遠見・太夫座・下座など各種の装置を具備しており、出し桁造りの二階は楽屋になっている。また、小屋組も後方の両隅から斜めに渡した巨大な梁をハネ木として、出し桁にかかる荷重を軽減させる独特の工法となっている。 我が国の人形舞台のなかでも典型的なものの一つといえ、極めて重要であることから、舞台及び観客席となる敷地を指定する。 なお、黒田人形とも呼ばれる人形が保存されており、毎年4月第二土・日曜日には人形浄瑠璃(黒田人形芝居)が上演されている。諏訪神社の敷地内には、飯田市黒田人形浄瑠璃伝承館も建設され、この舞台とともに人形浄瑠璃の保存と継承も積極的に図られている。