国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
重要無形民俗文化財
主情報
名称
:
尾張津島天王祭の車楽舟行事
ふりがな
:
おわりつしまてんのうまつりのだんじりぶねぎょうじ
尾張津島天王祭の車楽舟行事
写真一覧▶
解説表示▶
種別1
:
風俗慣習
種別2
:
祭礼(信仰)
その他参考となるべき事項
:
公開日:毎年7月第4土曜日・翌日曜日(※指定当時・お出掛けの際は該当する市町村教育委員会などへご確認ください)
※この行事は昭和42年3月に「津島神社の天王祭」として記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選択されている。
※この行事は平成28年に「山・鉾・屋台行事」の一つとしてユネスコ無形文化遺産代表一覧表に記載されている
指定証書番号
:
173
指定年月日
:
1980.01.28(昭和55.01.28)
追加年月日
:
指定基準1
:
(一)由来、内容等において我が国民の基盤的な生活文化の特色を示すもので典型的なもの
指定基準2
:
指定基準3
:
所在都道府県、地域
:
愛知県
所在地
:
保護団体名
:
尾張津島天王祭協賛会
尾張津島天王祭の車楽舟行事
解説文:
詳細解説
この行事は、津島神社の祭で行われる行事で、宵祭と朝祭からなる。宵祭は、半円山型に365箇の提灯を飾った5艘の舟が御旅所に神幸する。朝祭では市江車を先頭として再び5艘の舟が御旅所へ上る。市江車から裸の若者が川に飛び込み、舟より先に着岸して御旅所に参拝する。続いて舟から稚児が上陸し、御旅所に参拝する。稚児は神輿の還御に供奉して津島神社に行き、拝殿で太鼓を打つ。(※解説は指定当時のものをもとにしています)
関連情報
(情報の有無)
添付ファイル
なし
写真一覧
尾張津島天王祭の車楽舟行事
尾張津島天王祭の車楽舟行事
尾張津島天王祭の車楽舟行事
尾張津島天王祭の車楽舟行事
写真一覧
尾張津島天王祭の車楽舟行事
写真一覧
尾張津島天王祭の車楽舟行事
写真一覧
尾張津島天王祭の車楽舟行事
写真一覧
尾張津島天王祭の車楽舟行事
解説文
この行事は、津島神社の祭で行われる行事で、宵祭と朝祭からなる。宵祭は、半円山型に365箇の提灯を飾った5艘の舟が御旅所に神幸する。朝祭では市江車を先頭として再び5艘の舟が御旅所へ上る。市江車から裸の若者が川に飛び込み、舟より先に着岸して御旅所に参拝する。続いて舟から稚児が上陸し、御旅所に参拝する。稚児は神輿の還御に供奉して津島神社に行き、拝殿で太鼓を打つ。(※解説は指定当時のものをもとにしています)
詳細解説▶
詳細解説
尾張津島天王祭の車楽舟行事は、津島神社の津島祭で行われる行事で、宵祭(7月の第四土曜日)と朝祭(翌日曜日)からなり、天王川で行われる。 宵祭は、旧津島5カ村の米之座、下構、堤下、筏場、今市場から5艘のまきわら舟が出る。この舟の屋台の上に半円、山型に365箇の提灯を飾り、中央高く立てた真柱には12箇の提灯をかかげ北の堤の御旅所に神幸し、上陸後、御旅所の神輿に参拝して引きあげる。 翌日の朝祭には市江車と称する旧市江村から出る車楽舟を先頭とし、再び車楽舟5艘が提灯をおろし、能人形を飾って奏楽をしながら御旅所へ上ってくる。そして、御旅所近くまで来ると市江車から10人の裸の若者が鉾を持って次々に川に飛び込み、舟より先に着岸し、御旅所の神輿に参拝する。若者達はそのまま津島神社に走り、神社の石橋に新しく張られた〆繩を切る。続いて着岸した車楽舟から稚児が上陸し、太鼓の桴を肩にし警固役の肩車に乗って御旅所に参拝する。稚児は神輿の還御に供奉して津島神社に行き、拝殿で津島笛に合わせて太鼓を打つ。 この行事は、盛大なもので、京都祇園祭の山鉾行事とともに我が国を代表する夏祭で、特に川祭として特色がある。 (※解説は指定当時のものをもとにしています)