国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
登録有形民俗文化財
主情報
名称
:
武庫川女子大学近代衣生活資料
ふりがな
:
むこがわじょしだいがくきんだいいせいかつしりょう
〇外出着・帯
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員数
:
9,092点
種別
:
衣食住に用いられるもの
その他参考となるべき事項
:
内訳:着物類2,417点、関連資料5,693点、教育資料982点
登録番号
:
47
登録年月日
:
2020.03.16(令和2.03.16)
追加年月日
:
登録基準1
:
二 有形の民俗文化財の収集であって、その目的、内容等が歴史的変遷、時代的特色、地域的特色、技術的特色、生活様式の特色又は職能の様相を示すもの
登録基準2
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登録基準3
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所在都道府県
:
兵庫県
所在地
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保管施設の名称
:
所有者名
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管理団体・管理責任者名
:
〇外出着・帯
解説文:
詳細解説
兵庫県西宮市にある学校法人武庫川学院が所蔵する、明治から昭和にかけての着物を中心とする衣類とその関係資料である。平成7年の阪神・淡路大震災で罹災した家々から寄贈された衣類を基礎に、武庫川女子大学がさらなる収集と研究を続けて現在に至るもので、関西地方とくに阪神間を主な収集域とする。着物類、着物の装着に用いた小物類や外出時の服飾小物などの関連資料、和裁用の教育資料の3つの資料群から構成され、着物類は、長着や羽織、襦袢、袴、帯などがあり、なかでも女性の華やかな礼装や外出着が充実している。関連資料は、半衿や帯締め、羽織紐などの小物類をはじめ、袋物や履物、裁縫道具、化粧道具などである。教育資料は、女子専門学校や技芸学校で使用された雛型や縫い見本、図案などで、戦前期までの女子教育の内容と衣生活の基礎をなす着物の製作方法がわかる資料である。
関連情報
(情報の有無)
附
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
〇外出着・帯
〇礼装・帯・小物類
写真一覧
〇外出着・帯
写真一覧
〇礼装・帯・小物類
解説文
兵庫県西宮市にある学校法人武庫川学院が所蔵する、明治から昭和にかけての着物を中心とする衣類とその関係資料である。平成7年の阪神・淡路大震災で罹災した家々から寄贈された衣類を基礎に、武庫川女子大学がさらなる収集と研究を続けて現在に至るもので、関西地方とくに阪神間を主な収集域とする。着物類、着物の装着に用いた小物類や外出時の服飾小物などの関連資料、和裁用の教育資料の3つの資料群から構成され、着物類は、長着や羽織、襦袢、袴、帯などがあり、なかでも女性の華やかな礼装や外出着が充実している。関連資料は、半衿や帯締め、羽織紐などの小物類をはじめ、袋物や履物、裁縫道具、化粧道具などである。教育資料は、女子専門学校や技芸学校で使用された雛型や縫い見本、図案などで、戦前期までの女子教育の内容と衣生活の基礎をなす着物の製作方法がわかる資料である。
詳細解説▶
詳細解説
武庫川女子大学近代衣生活資料は、兵庫県西宮市にある学校法人武庫川学院が所蔵する、明治から昭和にかけての着物を中心とする衣類とその関係資料の収集である。本件は、平成7年の阪神・淡路大震災で罹災した家々から寄贈された着物を母体とし、武庫川女子大学と大学附属のミュージアム設置準備室がさらなる収集と整理、研究を続けて現在に至るもので、関西地方、特に大阪市と神戸市、両市に挟まれた阪神間を収集域とする。 衣生活資料は、着物類、着物に附属する小物類などの関連資料、和裁用の教育資料の3つの資料群から構成される。着物類は、和装の外衣と内衣を中心に女性、男性、子どもの長着や羽織、襦袢、袴、帯などがあり、製作・使用の時期から明治・大正・昭和戦前期・戦時下・戦後期の衣生活や衣料事情を特徴づける資料群となっている。なかでも、色鮮やかで花柄などの文様に趣向を凝らした女性の礼装や外出着が点数も多く、内容も充実しており、文明開花による動力機械の導入や合成染料の普及などの染織技術の革新、西洋デザインの受容、華やかな着物の量産化と着用者の拡大などを示唆する。 関連資料は、衣生活の様態を示す資料として、着物を装着する際に用いた半衿や帯締め、羽織紐などの小物類をはじめ、外出時に用いた袱紗や風呂敷、袋物などの服飾小物、履物、裁縫道具、化粧道具などがある。教育資料は、女子専門学校や技芸学校で使用された雛型や縫い見本、図案、一般家庭で用いられた型紙などで、戦前期までの女子教育の内容と衣生活の基礎をなす着物の製作方法を示す資料である。