登録有形民俗文化財
 主情報
名称 鞆の鍛冶用具及び製品
ふりがな とものかじようぐおよびせいひん
05鞆の鍛冶用具及び製品_鍛冶の製品
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員数 567点
種別 生産、生業に用いられるもの
その他参考となるべき事項 内訳:鍛冶用具193点、製品374点
登録番号 50
登録年月日 2021.03.11(令和3.03.11)
追加年月日
登録基準1 二 有形の民俗文化財の収集であって、その目的、内容等が歴史的変遷、時代的特色、地域的特色、技術的特色、生活様式の特色又は職能の様相を示すもの
登録基準2
登録基準3
所在都道府県 広島県
所在地 広島県福山市鞆町536-1
保管施設の名称 福山市鞆の浦歴史民俗資料館
所有者名 福山市
管理団体・管理責任者名
05鞆の鍛冶用具及び製品_鍛冶の製品
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解説文:
 鞆の鍛冶用具及び製品は、古来より潮待ちの港で知られた広島県福山市鞆町において、船具などの鍛造に使われた用具とその製品である。鞆の鍛冶職人の間では、近世以来の家内労働的な徒弟制度が昭和初期まで続けられ、親方と弟子がともに鍛造したが、本件はその当時の手作業による用具を数多く収集している。鍛冶用具は、鞆の主要製品であった錨や船釘などを製作するために、昭和の中頃まで使われていた用具が一式揃っている。鉄を熱処理する火床に風を送る鞴、作業台の金床、鉄を挟んで打つ箸や鎚、仕上げ道具の鑢やキサゲなど、用途ごとに大小各種が揃う。ほかにも漁網の錘の鋳型や備中鍬の爪なども収集されており、船具類の鍛造にとどまらない製作活動の幅広さが窺える。代表的な製品は、錨と船釘である。錨は四爪錨や二爪の唐人錨などで、船釘は縫釘、通釘、包釘、貝折釘などの木造船の建造用途によって異なる大小各種が揃う。昭和の中頃までに製作された各種の製品が網羅的に収集されている。
関連情報
    (情報の有無)
  なし
  添付ファイル なし