記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
 主情報
名称 おやま囃子
ふりがな おやまばやし
佐竹北家上覧
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種別1 民俗芸能
種別2 風流
その他参考となるべき事項
選択番号 1
選択年月日 1973.11.05(昭和48.11.05)
追加年月日
選択基準1
選択基準2
選択基準3
所在都道府県、地域 秋田県
所在地
保護団体名 角館おやま囃子保存会
佐竹北家上覧
写真一覧
解説文:
 この芸能は、秋田県仙北郡角館町の神明社およびお薬師さんの祭礼(九月七日~九日)に各町内から曳き出されるおやま(飾山)の上で行われる。おやまは東京で言う山車のことで、屋台上に岩山を形づくり武者人形などを添え、下層に囃子方、踊り子の舞台があるもの。
 おやまは、踊り子と大太鼓、小太鼓、鼓、笛、三味線、スリ鉦、歌の囃子方を乗せて神明社に集まって来るが、神社に参る時には「上り山」、下る時に「道中(下り山)」の囃子を奏し、途中ところどころに立ち止まり、「二本竹」「けん囃子」など踊りのついた囃子となる。右のほかに「こやま囃子」「下がり藤」「六法」「勘ちがい」などの囃子、「秋田おばこ」、「秋田甚句」などの踊りもある。
 ここでは囃子のほかに、屋台上の狭い舞台という制約の中で美しく見せる工夫のこらされた手踊がにぎわいを添えており、地方的特色のある芸能である。
関連情報
    (情報の有無)
  添付ファイル なし