国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
主情報
名称
:
能代のナゴメハギ
ふりがな
:
のしろのなごめはぎ
能代のナゴメハギ
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種別1
:
風俗慣習
種別2
:
年中行事
その他参考となるべき事項
:
公開日:毎年12月31日(※選択当時・お出掛けの際は該当する市町村教育委員会などにご確認ください)
記録:『能代のナゴメハギ』(能代市教育委員会・昭和59年3月)
映像:『ナゴメハギとアマハゲ―秋田・山形の来訪神行事―』(企画歴博・協力文化庁・制作英映画社・平成9年度)
選択番号
:
1
選択年月日
:
1981.12.24(昭和56.12.24)
追加年月日
:
選択基準1
:
(一)由来、内容等において我が国民の基盤的な生活文化の特色を示すもので典型的なもの
選択基準2
:
選択基準3
:
所在都道府県、地域
:
秋田県
所在地
:
保護団体名
:
浅内なごめはぎ保存会
能代のナゴメハギ
解説文:
詳細解説
能代のナゴメハギは、日本海沿岸の男鹿半島より北の浅内沼付近に伝承されている小正月の来訪神の行事で、現在は12月31日に行われている。むら内の若者が、仮面を被り、藁蓑をつけて神に扮し、鈴や拍子木を打ち鳴して家々を訪れ、家人に祝福を与える。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
関連情報
(情報の有無)
添付ファイル
なし
写真一覧
能代のナゴメハギ
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能代のナゴメハギ
解説文
能代のナゴメハギは、日本海沿岸の男鹿半島より北の浅内沼付近に伝承されている小正月の来訪神の行事で、現在は12月31日に行われている。むら内の若者が、仮面を被り、藁蓑をつけて神に扮し、鈴や拍子木を打ち鳴して家々を訪れ、家人に祝福を与える。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
詳細解説▶
詳細解説
古くから年の折り目に神が来臨し、村人に祝福を与えるという趣旨の年中行事は全国的に広く分布している。能代のナゴメハギもその1つで、日本海沿岸の男鹿半島より北の浅内沼付近に伝承されている。 かつては小正月の夜に行われていたが、昭和20年代以後は12月31日の大晦日になった。この行事は、伝承地によって多少異なるものの、いずれも各むら内の若者たちが、様々な仮面を被り、藁蓑をつけて神に扮し、鈴や拍子木を打ち鳴らすなどして、家々を訪れて家人に祝福を与える。 素朴ながらも歳神信仰の一形態をよく伝えている行事として注目されるものであり、記録作成の措置を講ずる必要がある。 (※解説は選択当時のものをもとにしています)