国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
主情報
名称
:
中里のカンデッコあげ行事
ふりがな
:
なかざとのかんでっこあげぎょうじ
中里のカンデッコあげ行事
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種別1
:
風俗慣習
種別2
:
年中行事
その他参考となるべき事項
:
公開日:毎年旧暦1月15日(※選択当時・お出掛けの際は該当する市町村教育委員会などにご確認ください)
記録:『中里のカンデッコあげ行事』(西木村教育委員会・平成元年3月)
選択番号
:
1
選択年月日
:
1986.12.17(昭和61.12.17)
追加年月日
:
選択基準1
:
(一)由来、内容等において我が国民の基盤的な生活文化の特色を示すもので典型的なもの
選択基準2
:
選択基準3
:
所在都道府県、地域
:
秋田県
所在地
:
保護団体名
:
中里カンデッコあげ保存会
中里のカンデッコあげ行事
解説文:
詳細解説
この行事は、当日までに朴で作った小型のカンデッコ(鍬型)と男根型とをしめ縄で結んで、塞神に供え、その後に塞神堂の傍の桂に投げ掛ける。その後、近くの田に稲わらを積みあげて燃やす。桂に投げ掛けられたしめ縄が落ちてくると、これを拾って自家の樹木にひっかけると収穫が多いという。(※解説は指定当時のものをもとにしています)
関連情報
(情報の有無)
添付ファイル
なし
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中里のカンデッコあげ行事
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中里のカンデッコあげ行事
解説文
この行事は、当日までに朴で作った小型のカンデッコ(鍬型)と男根型とをしめ縄で結んで、塞神に供え、その後に塞神堂の傍の桂に投げ掛ける。その後、近くの田に稲わらを積みあげて燃やす。桂に投げ掛けられたしめ縄が落ちてくると、これを拾って自家の樹木にひっかけると収穫が多いという。(※解説は指定当時のものをもとにしています)
詳細解説▶
詳細解説
我が国には、小正月に農耕作業を模擬的に演じたり、稲穂やまゆ玉に模したもの、削り掛けなどを作り、屋内に飾ったりする習俗があり、これらは、年頭における豊饒多産、災厄退散を願う予祝儀礼として伝承されてきたが、社会・経済状況の変化により形骸化したり、消滅しつつあるものが多い。 この行事は、当日までに朴の木で作った小型のカンデッコ(鍬型)と男根型とをしめ縄で結んで、塞神(さいのかみ)に供え、その後に塞神堂の傍にある直径約3.3㍍程ある桂の巨木の枝に投げ掛ける。その後、近くの田に稲わらを積みあげて燃やす。 また、桂の巨木の枝に投げ掛けられたしめ縄が朽ちて落ちてくると、これを拾い、自家の桃・梅の樹木にひっかけると収穫が多いといわれている。 我が国の小正月行事の典型例の1つであり、記録作成の措置を講じるものである。 (※解説は指定当時のものをもとにしています)