国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
主情報
名称
:
村山地方のオナカマ習俗
ふりがな
:
むらやまちほうのおなかましゅうぞく
村山地方のオナカマ習俗
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種別1
:
風俗慣習
種別2
:
祭礼(信仰)
その他参考となるべき事項
:
記録:『巫女の習俗Ⅵ(東北地方・山形県)(無形の民俗文化財記録第50集)』(文化庁文化財部・平成18年9月30日)
※この習俗に関連した用具は、昭和59年5月22日に「岩谷十八夜観音庶民信仰資料」として重要有形民俗文化財に指定されている。
選択番号
:
1
選択年月日
:
1978.12.08(昭和53.12.08)
追加年月日
:
選択基準1
:
(一)由来、内容等において我が国民の基盤的な生活文化の特色を示すもので典型的なもの
選択基準2
:
選択基準3
:
所在都道府県、地域
:
山形県
所在地
:
保護団体名
:
特定せず
村山地方のオナカマ習俗
解説文:
詳細解説
村山地方のオナカマの習俗は、中山町の岩谷観音を本山として栄えた、オナカマと呼ばれる盲目の巫女たちによる、口寄せ・加持祈祷・卜占などを業である。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
関連情報
(情報の有無)
添付ファイル
なし
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村山地方のオナカマ習俗
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村山地方のオナカマ習俗
解説文
村山地方のオナカマの習俗は、中山町の岩谷観音を本山として栄えた、オナカマと呼ばれる盲目の巫女たちによる、口寄せ・加持祈祷・卜占などを業である。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
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詳細解説
中山町の岩谷観音は、オナカマと呼ばれる盲目の巫女たちの本山として栄え、オナカマが奉納したトドサマという神の依り代(津軽・南部地方のオシラサマにあたる)や、ユミ・ジュズなどの用具を多数所蔵している。 村山地方において、口寄せ・加持祈祷・卜占などを業としてきたオナカマは、現在衰滅にひんしているが、東北地方の民間信仰を考えるうえで゛注目されるものであることから、その入巫・成巫の過程をはじめ、巫業や唱え言などの習俗について、関連する用具類にも留意しながら記録を作成する必要がある。 (※解説は選択当時のものをもとにしています)