国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
主情報
名称
:
魚津浦のタテモン行事
ふりがな
:
うおづうらのたてもんぎょうじ
魚津浦のタテモン行事
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種別1
:
風俗慣習
種別2
:
祭礼(信仰)
その他参考となるべき事項
:
公開日:毎年8月7・8日(※選択当時・お出掛けの際は該当する市町村教育委員会などにご確認ください)
映像:『海と燈のまつり―滑川のねぶた流しと魚津浦のたてもん―』(企画歴博・協力文化庁・制作毎日映画社・平成8年度)
※この行事は、平成9年12月15日に「魚津のタテモン行事」として重要無形民俗文化財に指定されている。
選択番号
:
1
選択年月日
:
1981.12.24(昭和56.12.24)
追加年月日
:
選択基準1
:
(一)由来、内容等において我が国民の基盤的な生活文化の特色を示すもので典型的なもの
選択基準2
:
選択基準3
:
所在都道府県、地域
:
富山県
所在地
:
保護団体名
:
民俗文化財たてもん保存会
魚津浦のタテモン行事
解説文:
詳細解説
この行事は、魚津市旧元町に鎮座する諏訪神社の祭りにタテモンと呼ばれる山車型の作り物が曳かれ、奉納されるものである。魚津浦に面した各町内から7基のタテモンが曳き出され、提灯が点灯され、囃子にあわせて曳行される。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
関連情報
(情報の有無)
添付ファイル
なし
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魚津浦のタテモン行事
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魚津浦のタテモン行事
解説文
この行事は、魚津市旧元町に鎮座する諏訪神社の祭りにタテモンと呼ばれる山車型の作り物が曳かれ、奉納されるものである。魚津浦に面した各町内から7基のタテモンが曳き出され、提灯が点灯され、囃子にあわせて曳行される。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
詳細解説▶
詳細解説
我が国には、祭礼行事として山車・屋台の類が曳かれるところが広く分布している。この行事もそうしたものの1つであり、魚津市旧元町に鎮座する諏訪神社の「たてまつるもの祭」にタテモンと呼ばれる山車型の作り物が曳かれるものである。 魚津浦に面する各町内から繰り出す7本(基)のタテモンには、それぞれ数多くの提灯が山形に取り付けられており、夕刻にはそれらに点灯され、幼児を乗せて太鼓・笛の音にあわせて諏訪神社まで曳行され奉納される。 この行事は、各町内ごとに年令に応じた役割分担が組織されており、町内ぐるみで整然として行われる点でも注目される。 行事の期日や内容に時代の推移による変化が認められるものの、「山をあげる」と称して長い心柱を立てて万灯を吊すなど豊漁を祈願する心情が反映された地域的特色のある祭礼行事として注目されることから、早急に記録を作成する必要がある。 (※解説は選択当時のものをもとにしています)