国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
主情報
名称
:
古座の御舟祭
ふりがな
:
こざのみふねまつり
古座の御舟祭
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種別1
:
風俗慣習
種別2
:
祭礼(信仰)
その他参考となるべき事項
:
公開日:毎年7月23~25日(※選択当時・お出掛けの際は該当する市町村教育委員会などにご確認ください)
映像:『河内祭り―古座川の御船祭り―』(企画歴博・協力文化庁・英映画社・平成11年度)
※この行事は、平成11年12月21日に河内祭の御舟行事として重要無形民俗文化財に指定されている。
選択番号
:
1
選択年月日
:
1978.01.31(昭和53.01.31)
追加年月日
:
選択基準1
:
(一)由来、内容等において我が国民の基盤的な生活文化の特色を示すもので典型的なもの
選択基準2
:
選択基準3
:
所在都道府県、地域
:
和歌山県
所在地
:
保護団体名
:
古座川河内祭保存会,古座の獅子舞保存会
古座の御舟祭
解説文:
詳細解説
この行事は、古座町の古座区・古田区と古座川町の高池下部区・宇津木区・月野瀬区の5地区が、古座川河口の岩島をご神体とする河内大明神を祀るものである。豪華に飾った御舟、当舟が河内様に参拝し、その際、櫂伝馬競争や獅子舞なども行われる。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
関連情報
(情報の有無)
添付ファイル
なし
写真一覧
古座の御舟祭
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古座の御舟祭
解説文
この行事は、古座町の古座区・古田区と古座川町の高池下部区・宇津木区・月野瀬区の5地区が、古座川河口の岩島をご神体とする河内大明神を祀るものである。豪華に飾った御舟、当舟が河内様に参拝し、その際、櫂伝馬競争や獅子舞なども行われる。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
詳細解説▶
詳細解説
古座の御舟祭は、熊野灘に注ぐ古座川の河口から上流2㎞の地点にある河内様(川中島)で執り行われるものである。 源平の合戦で活躍した熊野水軍のいわれをもとに、御座船を美々しく飾り、威勢のよい船漕ぎ競争(櫂伝馬)なども繰りひろげられる。また、獅子舞や舟歌などの諸芸もある。 7月23日は、古座神社(古座町)か河内神社(古座川町)に新しい注連縄をかけ、生神様としての稚児や獅子頭の神社入りが行われる。 24日(宵宮)は、御舟、頭船(トオフネ)、伝馬船などの飾り付けをし、海水で船体を清め、河内様へ溯る。そこで宵宮が行われ、舟歌を川面に響かせながらゆっくりと島を三周する夜籠りがある。 25日(本祭)は、稚児や氏子総代を乗せた船頭が伝馬船などを従えて河内様へ向かう。島の前の河原で祭典を行い、獅子舞が演じられる。次いで、御舟の舟歌を響かせながら島三周があって祭りは終了する。その後酒宴があり、櫂伝馬競走が行われた後、一同は川を下る。なお、明治以前は6月初丑の日に行ったという。 (※解説は選択当時のものをもとにしています)