国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
主情報
名称
:
讃岐の茶堂の習俗
ふりがな
:
さぬきのちゃどうのしゅうぞく
讃岐の茶堂の習俗(四つ足堂)
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種別1
:
風俗慣習
種別2
:
祭礼(信仰)
その他参考となるべき事項
:
記録:『茶堂(辻堂)の習俗Ⅱ(徳島県・香川県)(無形の民俗文化財記録第44集)』(文化庁文化財部・平成13年3月30日)
選択番号
:
1
選択年月日
:
1980.12.12(昭和55.12.12)
追加年月日
:
選択基準1
:
(一)由来、内容等において我が国民の基盤的な生活文化の特色を示すもので典型的なもの
選択基準2
:
選択基準3
:
所在都道府県、地域
:
香川県
所在地
:
保護団体名
:
特定せず
讃岐の茶堂の習俗(四つ足堂)
解説文:
詳細解説
この習俗は、阿波境に近い山村や小豆島などにある、お堂・四つ足堂などと呼ばれる小堂をめぐる習俗である。この堂は、旧道に沿って分布し、日常の社交場、信仰の場、旅人の安息として利用されてきた。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
関連情報
(情報の有無)
添付ファイル
なし
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讃岐の茶堂の習俗(四つ足堂)
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讃岐の茶堂の習俗(四つ足堂)
解説文
この習俗は、阿波境に近い山村や小豆島などにある、お堂・四つ足堂などと呼ばれる小堂をめぐる習俗である。この堂は、旧道に沿って分布し、日常の社交場、信仰の場、旅人の安息として利用されてきた。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
詳細解説▶
詳細解説
香川県では、阿波境に近い山村や小豆島、塩飽諸島の1つである広島などに、お堂・四つ足堂・大師堂などと呼ばれる吹き抜けの簡素な小堂が旧道に沿って分布している。これらの中には、弘法大師像・地蔵菩薩像などを安置するものもあり、床張りで座が高いものが少なくない。いずれも村人たちによって日常の社交、親睦の場として利用されてきたほか、弥生の21日、霜月の24日などの決まりの期日に接待の行事が行われるなど信仰の場ともなってきた。また、堂では四国遍路や旅商人に接待がなされることもあり、旅人の安息の場ともなっていた。 これらの習俗は庶民信仰を知るうえで貴重であるが、経済・社会の進展に伴って衰滅に瀕していることもあり、早急に記録を作成する必要がある。 (※解説は選択当時のものをもとにしています)