記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
 主情報
名称 高志の狂言
ふりがな たかしのきょうげん
高志狂言
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種別1 民俗芸能
種別2 渡来芸・舞台芸
その他参考となるべき事項
選択番号 1
選択年月日 1972.08.05(昭和47.08.05)
追加年月日
選択基準1
選択基準2
選択基準3
所在都道府県、地域 佐賀県
所在地
保護団体名 高志狂言保存会
高志狂言
写真一覧
解説文:
 この芸能は、佐賀県神崎郡千代田町高志【たかし】に伝承される狂言で、高志神社の春秋の祭のおり(十月十三日)に上演奉納される。
 その伝承曲に鷺流の重習曲「半銭」(「鷺賢通本」にほとんど同じ)などのあるところから、鷺流の地方民間化した芸態を持つものといわれ、地方的流派的に特色の著しく、また芸能史的にも貴重なものである。
 狂言台本は約百番が現存するが、半銭のほか萩大名・蟹山伏など多数を現行曲とし約三十番が上演可能である。
 もとは能の上演もあったがいまはなく、狂言は世襲の家元を中心に村全体で保持されている。
関連情報
    (情報の有無)
  添付ファイル なし