国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
主情報
名称
:
対島の亀ト習俗
ふりがな
:
つしまのきぼくしゅうぞく
対島の亀ト習俗
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種別1
:
風俗慣習
種別2
:
社会生活(民俗知識)
その他参考となるべき事項
:
公開日:毎年1月3日(※選択当時・お出掛けの際は該当する市町村教育委員会などにご確認ください)
選択番号
:
1
選択年月日
:
1978.12.08(昭和53.12.08)
追加年月日
:
選択基準1
:
(一)由来、内容等において我が国民の基盤的な生活文化の特色を示すもので典型的なもの
選択基準2
:
選択基準3
:
所在都道府県、地域
:
長崎県
所在地
:
保護団体名
:
特定せず
対島の亀ト習俗
解説文:
詳細解説
亀卜とは、亀の甲を一定の作法で焼き、それにより生じたひび割れで吉凶を占うことである。対馬豆酘の岩佐家は、亀卜を世襲し、現在も旧暦正月3日の雷神社の祈年祭に奉仕している。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
関連情報
(情報の有無)
添付ファイル
なし
写真一覧
対島の亀ト習俗
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対島の亀ト習俗
解説文
亀卜とは、亀の甲を一定の作法で焼き、それにより生じたひび割れで吉凶を占うことである。対馬豆酘の岩佐家は、亀卜を世襲し、現在も旧暦正月3日の雷神社の祈年祭に奉仕している。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
詳細解説▶
詳細解説
亀卜とは、亀の甲を一定の作法で焼いて、それによって生じたひび割れによって吉凶を占う方法のことである。対馬の卜部は、壹岐や伊豆の卜部とともに古代には宮中の祭祀に関与していた。対馬豆酘に所在する岩佐家は、亀卜を世襲してきた家筋で、「亀卜伝義抄」を伝え、今日なお旧暦正月3日の雷神社の祈年祭【としごいのまつり】に奉仕している。 しかしながら、亀卜習俗の伝承も、今日では、ここのみとなっていることから、古代の民俗知識を伝える貴重な資料として、亀卜の技法や信仰習俗などについて早急に記録を作成する必要がある。 (※解説は選択当時のものをもとにしています)