国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
主情報
名称
:
対馬の釣鉤製作習俗
ふりがな
:
つしまのつりばりせいさくしゅうぞく
対馬の釣鉤製作習俗
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種別1
:
風俗慣習
種別2
:
生産・生業
その他参考となるべき事項
:
記録:『対馬の釣鉤製作習俗(無形の民俗文化財記録第37集)』(文化庁文化財保護部・平成6年3月31日)
選択番号
:
1
選択年月日
:
1986.12.17(昭和61.12.17)
追加年月日
:
選択基準1
:
(一)由来、内容等において我が国民の基盤的な生活文化の特色を示すもので典型的なもの
選択基準2
:
選択基準3
:
所在都道府県、地域
:
長崎県
所在地
:
保護団体名
:
特定せず
対馬の釣鉤製作習俗
解説文:
詳細解説
この習俗は、対馬の厳原における釣鉤の製作をめぐる習俗である。この釣鉤は、第二次世界大戦前までは、九州・瀬戸内海地方だけでなく、北海道、韓国、台湾などまで販路をもっており、今日でも手作り製作技術を良く保っている。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
関連情報
(情報の有無)
添付ファイル
なし
写真一覧
対馬の釣鉤製作習俗
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対馬の釣鉤製作習俗
解説文
この習俗は、対馬の厳原における釣鉤の製作をめぐる習俗である。この釣鉤は、第二次世界大戦前までは、九州・瀬戸内海地方だけでなく、北海道、韓国、台湾などまで販路をもっており、今日でも手作り製作技術を良く保っている。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
詳細解説▶
詳細解説
対馬の厳原は、江戸時代末期以来、播磨(兵庫県)の加東郡、土佐(高知県)の高知、周防(山口県)の沖家室【おきかむろ】などと並ぶ優れた釣鉤生産地として知られており、第二次世界大戦前までは、九州・瀬戸内海地方はもとより、北海道、さらには韓国・台湾にまでその販路を広げていた。 今日では、各地の釣鉤製作は、機械製作に変化してしまっているが、厳原の釣鉤生産は現在も古くからの手作り製作技術を良く保っている。 そこでこの地方に伝承されている釣鉤の製作技術と釣鉤の原材料・魚種別の鉤の形式・製作工程・注文・販売等の習俗について、数少ない現存例として早急に記録を作成する必要があるものである。 (※解説は選択当時のものをもとにしています)