国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
主情報
名称
:
阿蘇の御田植
ふりがな
:
あそのおたうえ
阿蘇の御田植 御田植神幸式 宇奈利
写真一覧▶
解説表示▶
種別1
:
民俗芸能
種別2
:
田楽
その他参考となるべき事項
:
選択番号
:
1
選択年月日
:
1970.06.08(昭和45.06.08)
追加年月日
:
選択基準1
:
選択基準2
:
選択基準3
:
所在都道府県、地域
:
熊本県
所在地
:
保護団体名
:
阿蘇神社氏子会
阿蘇の御田植 御田植神幸式 宇奈利
解説文:
この芸能は、熊本県阿蘇郡一宮町宮地の阿蘇神社の祭のおり(七月二十八日)に行なわれるもので、一般には御田祭(御田植神事式とも呼ばれている。
芸能次第としては、猿田彦面をさきぶれに四基の神輿が一ノ行宮に渡御し、祭式のあった後二ノ行宮に渡御し、ここでも同様の祭式を行なう。夕刻に本社に還御し、お田植式などを行なうが、この間に、宇那利【うなり】、獅子、早乙女、田楽、人形などが加わって古風な田遊び様の芸能を示す。
また田植式に際しての歌や、行列道中に唄われる御田植歌には古典的なものが多く、芸能史のみならず国文学史上にもきわめて貴重な資料となっている。特に、神幸式に田歌が唄われたり、人形の傘鉾の出たりする演出法は芸能として珍しく、地方的な特色の顕著なものである。
関連情報
(情報の有無)
添付ファイル
なし
写真一覧
阿蘇の御田植 御田植神幸式 宇奈利
写真一覧
阿蘇の御田植 御田植神幸式 宇奈利
解説文
この芸能は、熊本県阿蘇郡一宮町宮地の阿蘇神社の祭のおり(七月二十八日)に行なわれるもので、一般には御田祭(御田植神事式とも呼ばれている。 芸能次第としては、猿田彦面をさきぶれに四基の神輿が一ノ行宮に渡御し、祭式のあった後二ノ行宮に渡御し、ここでも同様の祭式を行なう。夕刻に本社に還御し、お田植式などを行なうが、この間に、宇那利【うなり】、獅子、早乙女、田楽、人形などが加わって古風な田遊び様の芸能を示す。 また田植式に際しての歌や、行列道中に唄われる御田植歌には古典的なものが多く、芸能史のみならず国文学史上にもきわめて貴重な資料となっている。特に、神幸式に田歌が唄われたり、人形の傘鉾の出たりする演出法は芸能として珍しく、地方的な特色の顕著なものである。