国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
主情報
名称
:
長野岩戸神楽
ふりがな
:
ながのいわとかぐら
第十六座 八雲拂(やぐもばらい)
(神楽の中で最も見せ場となる舞です。やまたの大蛇に食べられようとしている娘を、"素盞鳴尊"が酒樽の酒を飲ませて大蛇を退治し、娘を助ける場面です。)
写真一覧▶
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種別1
:
民俗芸能
種別2
:
神楽
その他参考となるべき事項
:
選択番号
:
1
選択年月日
:
1974.12.04(昭和49.12.04)
追加年月日
:
選択基準1
:
選択基準2
:
選択基準3
:
所在都道府県、地域
:
熊本県
所在地
:
保護団体名
:
長野岩戸神楽保存会
第十六座 八雲拂(やぐもばらい)
(神楽の中で最も見せ場となる舞です。やまたの大蛇に食べられようとしている娘を、"素盞鳴尊"が酒樽の酒を飲ませて大蛇を退治し、娘を助ける場面です。)
解説文:
これは熊本県阿蘇郡長陽村大字長野に伝承されている出雲系の神楽で、五月二十日、十月二十七日の長野阿蘇神社の春秋の祭典に演じられている。
長陽村は、宮崎県の高千穂の村々にほど近い所に位置しており、宮崎県や、大分県の神楽に大きな影響を受けていると考えられ、殊に大分豊後神楽に近いものがある。
「神下【かみおろし】」以下「磐戸開【いわとびらき】」に至るまで三十三座の曲目を有するが、御幣、榊、鈴、弓、剣等の採り物の舞(素面)あり、記紀の神話を素材した演劇風の舞(おもに仮面をつける)がある。荒神が高い竹竿(十メートル余の青竹)を昇る蛛蜘舞風の曲芸を見せる「天王注連【てんのうしめ】」の舞を持つなど地方的特色を見せる神楽である。
関連情報
(情報の有無)
添付ファイル
なし
写真一覧
第十六座 八雲拂(やぐもばらい)
(神楽の中で最も見せ場となる舞です。やまたの大蛇に食べられようとしている娘を、"素盞鳴尊"が酒樽の酒を飲ませて大蛇を退治し、娘を助ける場面です。)
第二十九座 天皇注連(てんのうしめ)
(この座は、天孫降臨の場面を現したものです。高さ14.5mメートルくらいもある青竹の先にある鏡を神様が取って来ます。これは三種の神器の鏡を天照大神から受け取る場面です。)
第四座 剣舞(つるぎまい)
(神々は四本の剣を以て、地上の荒ぶる悪しき神たちを斬り、その荒廃を静め平定する様を表した舞です。人間の棲む地上を神楽では、中津国(なかつくに)と呼びます。)
写真一覧
第十六座 八雲拂(やぐもばらい)
(神楽の中で最も見せ場となる舞です。やまたの大蛇に食べられようとしている娘を、"素盞鳴尊"が酒樽の酒を飲ませて大蛇を退治し、娘を助ける場面です。)
写真一覧
第二十九座 天皇注連(てんのうしめ)
(この座は、天孫降臨の場面を現したものです。高さ14.5mメートルくらいもある青竹の先にある鏡を神様が取って来ます。これは三種の神器の鏡を天照大神から受け取る場面です。)
写真一覧
第四座 剣舞(つるぎまい)
(神々は四本の剣を以て、地上の荒ぶる悪しき神たちを斬り、その荒廃を静め平定する様を表した舞です。人間の棲む地上を神楽では、中津国(なかつくに)と呼びます。)
解説文
これは熊本県阿蘇郡長陽村大字長野に伝承されている出雲系の神楽で、五月二十日、十月二十七日の長野阿蘇神社の春秋の祭典に演じられている。 長陽村は、宮崎県の高千穂の村々にほど近い所に位置しており、宮崎県や、大分県の神楽に大きな影響を受けていると考えられ、殊に大分豊後神楽に近いものがある。 「神下【かみおろし】」以下「磐戸開【いわとびらき】」に至るまで三十三座の曲目を有するが、御幣、榊、鈴、弓、剣等の採り物の舞(素面)あり、記紀の神話を素材した演劇風の舞(おもに仮面をつける)がある。荒神が高い竹竿(十メートル余の青竹)を昇る蛛蜘舞風の曲芸を見せる「天王注連【てんのうしめ】」の舞を持つなど地方的特色を見せる神楽である。