国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
主情報
名称
:
南予地方の牛の角突き習俗
ふりがな
:
なんよちほうのうしのつのつきしゅうぞく
南予地方の牛の角突き習俗
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種別1
:
風俗慣習
種別2
:
娯楽・競技
その他参考となるべき事項
:
記録:『南予地方の牛の突きあい習俗調査報告書』(愛媛県教育委員会・平成13年3月31日)
選択番号
:
1
選択年月日
:
1995.12.26(平成7.12.26)
追加年月日
:
選択基準1
:
(一)由来、内容等において我が国民の基盤的な生活文化の特色を示すもので典型的なもの
選択基準2
:
選択基準3
:
所在都道府県、地域
:
愛媛県
所在地
:
保護団体名
:
特定せず
南予地方の牛の角突き習俗
解説文:
詳細解説
この習俗は、愛媛県の南予地方に伝承される伝統的な牛の角突きに関する習俗である。牛の角突きは、ツキアイあるいはツキヤイとよばれて、各地に土俵(闘牛場)が設けられ、氏神の祭礼や年間の様々な行事の折に、この競技が行われてきた。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
関連情報
(情報の有無)
添付ファイル
なし
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南予地方の牛の角突き習俗
南予地方の牛の角突き習俗
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南予地方の牛の角突き習俗
解説文
この習俗は、愛媛県の南予地方に伝承される伝統的な牛の角突きに関する習俗である。牛の角突きは、ツキアイあるいはツキヤイとよばれて、各地に土俵(闘牛場)が設けられ、氏神の祭礼や年間の様々な行事の折に、この競技が行われてきた。(※解説は選択当時のものをもとにしています)
詳細解説▶
詳細解説
我が国では、伝統的な動物競技の1つとして、牛の角突き(闘牛)が盛んに行われてきた。 越後・隠岐・奄美・沖縄などの例が知られているが、愛媛県の南予地方もその習俗を伝承する土地の1つである。南予地方の牛の角突きは、ツキアイあるいはツキヤイとよばれて、各地にダバとよばれる土俵(闘牛場)が設けられ、氏神の祭礼や年間の様々な行事の折に、この競技が行われてきた。 例えば、宇和島地方では和霊神社裏手の和霊土俵で、正月2日・三月節供(新暦4月3日)・和霊神社例祭(7月24日)・盆行事(8月14日)などに行われていた。 現在では昭和50年に宇和島市営闘牛場が建設されて、旧来の時期を中心に定期的公開と臨時公開が行われている。 しかし、農業の機械化・都市化などにより牛の飼育がほとんどなくなるとともに、飼育方法やツキアイの技法、地域ごとに行われていた取り組みの実態など、牛の角突きに関わる伝承も失われようとしていることから、早急に記録を作成する必要があるものである。 (※解説は選択当時のものをもとにしています)