国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
記録作成等の措置を講ずべき無形文化財
主情報
名称
:
広瀬絣
ふりがな
:
ひろせかすり
解説表示▶
種別1
:
工芸技術
種別2
:
染織
その他参考となるべき事項
:
指名区分
:
選択年月日
:
1972.04.10(昭和47.04.10)
選択基準1
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選択基準2
:
選択基準3
:
地域
:
解説文:
広瀬絣は、久留米絣と同じく、絣の手括【くく】り、藍染めによる糸染め、投抒【ながひ】の手機【てはた】による織りなど伝統的な技法が守られているが特に「横綜台【よこへだい】」と、絵模様をたてに八倍にひきのばした型紙を使っての絣模様の作り方に、他にみられない特色があり、またそれによって織り上った絣の絵ぎわに独特の風趣をもつものである。
明治三十年代の最盛期には年産十万反を数えた広瀬絣も、その後大正四年広瀬町の大火により打撃を受け、産地として急速に衰退するに至ったが、その特色ある製作技法は、わが国木綿絣の歴史を知る上に極めて貴重である。広瀬絣の技術者は現在藍染めの天野圭を中心に、他五名が絣括り・織りの伝統的技法を守り、年間約百反を製作している。
関連情報
(情報の有無)
保持者情報(保持者/芸名・雅号)
なし
団体情報
添付ファイル
なし
解説文
広瀬絣は、久留米絣と同じく、絣の手括【くく】り、藍染めによる糸染め、投抒【ながひ】の手機【てはた】による織りなど伝統的な技法が守られているが特に「横綜台【よこへだい】」と、絵模様をたてに八倍にひきのばした型紙を使っての絣模様の作り方に、他にみられない特色があり、またそれによって織り上った絣の絵ぎわに独特の風趣をもつものである。 明治三十年代の最盛期には年産十万反を数えた広瀬絣も、その後大正四年広瀬町の大火により打撃を受け、産地として急速に衰退するに至ったが、その特色ある製作技法は、わが国木綿絣の歴史を知る上に極めて貴重である。広瀬絣の技術者は現在藍染めの天野圭を中心に、他五名が絣括り・織りの伝統的技法を守り、年間約百反を製作している。
関連情報
団体情報
広瀬絣技術者会
関連情報
団体情報
団体情報の名称
:
広瀬絣技術者会
団体情報の名称 ふりがな
:
ひろせがすりぎじゅつしゃかい
団体情報の代表者氏名
:
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団体情報の代表者氏名 ふりがな
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認定・指名年月日
:
1972.04.10(昭和47.04.10)