国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
記録作成等の措置を講ずべき無形文化財
主情報
名称
:
茶の湯釜(肌づくり)
ふりがな
:
ちゃのゆがま(はだづくり)
解説表示▶
種別1
:
工芸技術
種別2
:
金工
その他参考となるべき事項
:
指名区分
:
選択年月日
:
1973.03.27(昭和48.03.27)
選択基準1
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選択基準2
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選択基準3
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地域
:
解説文:
わが国の鋳鉄製湯釜の起源は、中国(漢代)系、朝鮮(新羅代)系の〓【さがり】に求められている。鎌倉朝の宋風喫茶趣味の伝来以後、茶道の礼式が確立され、「芦屋」、「天命」と呼ぶ茶の湯釜の二大様式が誕生した。室町期には、製作地(筑前芦屋、下野天命)の衰滅とともに鋳物師の大半が各地に四散した。京都三条に定着した工人達は「芦屋」、「天命」の作風を踏まえて、独自で新しい「京釜」の流れを興している。江戸期以降、茶人の好みや需要の変化に伴い、従来固定的であった技法に種々の工夫が加えられ、作域は複雑多岐にわたった。これら釜作の変遷の足跡は、釜のみどころである「釜型」、「鐶付【かんつき】」、「鉄味【かなあじ】」、「釜肌」等に残されている。
関連情報
(情報の有無)
保持者情報(保持者/芸名・雅号)
団体情報
なし
添付ファイル
なし
解説文
わが国の鋳鉄製湯釜の起源は、中国(漢代)系、朝鮮(新羅代)系の〓【さがり】に求められている。鎌倉朝の宋風喫茶趣味の伝来以後、茶道の礼式が確立され、「芦屋」、「天命」と呼ぶ茶の湯釜の二大様式が誕生した。室町期には、製作地(筑前芦屋、下野天命)の衰滅とともに鋳物師の大半が各地に四散した。京都三条に定着した工人達は「芦屋」、「天命」の作風を踏まえて、独自で新しい「京釜」の流れを興している。江戸期以降、茶人の好みや需要の変化に伴い、従来固定的であった技法に種々の工夫が加えられ、作域は複雑多岐にわたった。これら釜作の変遷の足跡は、釜のみどころである「釜型」、「鐶付【かんつき】」、「鉄味【かなあじ】」、「釜肌」等に残されている。
関連情報
保持者情報(保持者/芸名・雅号)
根来実三
関連情報
保持者情報(保持者/芸名・雅号)
保持者(関係技芸者)の氏名
:
根来実三
保持者(関係技芸者)の氏名 ふりがな
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ねごろじつぞう
保持者(関係技芸者)の芸名・雅号等
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保持者(関係技芸者)の芸名・雅号等 ふりがな
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認定・指定年月日
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1973.03.27(昭和48.03.27)
認定区分
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認定書の交付又は再発行の年月日(選択書の交付年月日)
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認定書(選択書)の記号番号
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