国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
登録無形文化財
主情報
名称
:
書道
ふりがな
:
しょどう
仮名書の制作
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種別1
:
生活文化
種別2
:
生活文化(食文化を除く)
その他参考となるべき事項
:
認定区分
:
保持団体認定
登録年月日
:
2021.12.02(令和3.12.02)
登録基準1
:
(一)芸術上の価値の高いもの
登録基準2
:
(二)生活文化に係る歴史上の意義を有するもの
登録基準3
:
所在都道府県、地域
:
仮名書の制作
解説文:
詳細解説
書道は、毛筆を用いて美的に言語を表記する表現行為である。筆墨硯紙等を用いた漢字、仮名、漢字仮名交じりによる表現のほか、篆刻も含まれる。
漢字の伝来以来、我が国特有の技法等を形成しつつ、手習いを中心とした書写等により文字文化が生活の中に定着し、発展していくなど、書道が果たしてきた歴史上の意義は大きい。
また、名筆の鑑賞や伝統的な技法の継承等を通じて、文字表現の美的な価値観が醸成され、多彩な書が展開されるなど、芸術上の価値も高い。
関連情報
(情報の有無)
保持者
なし
保持団体
添付ファイル
なし
写真一覧
仮名書の制作
仮名書の制作
漢字書の制作
写真一覧
仮名書の制作
写真一覧
仮名書の制作
写真一覧
漢字書の制作
解説文
書道は、毛筆を用いて美的に言語を表記する表現行為である。筆墨硯紙等を用いた漢字、仮名、漢字仮名交じりによる表現のほか、篆刻も含まれる。 漢字の伝来以来、我が国特有の技法等を形成しつつ、手習いを中心とした書写等により文字文化が生活の中に定着し、発展していくなど、書道が果たしてきた歴史上の意義は大きい。 また、名筆の鑑賞や伝統的な技法の継承等を通じて、文字表現の美的な価値観が醸成され、多彩な書が展開されるなど、芸術上の価値も高い。
詳細解説▶
詳細解説
書道は、毛筆を用いて言語を表記する表現行為で、漢字、仮名、漢字仮名交じりによる表現のほか、篆刻も含まれる。書道では、文房四宝(筆、墨、硯、紙)をはじめとする多様な用具用材を用い、優れた書の臨書を通じて習得された書法の追究と応用によって、高度に美的な表現を創出してきた。 我が国においては、漢字が伝来して後、中国の優れた書から書法を吸収、技法を工夫していく中で、平安中期以降になると和様と称される、ふくよかな線質を持ち丸みを帯びた漢字の書風が生まれ、また、和歌文化の隆盛とともに仮名の書が発展し、行頭や行間を均等にせずに変化をつけて行を料紙に配することで情緒ある紙面構成を生み出す散らし書きの技法や、筆勢の強弱や墨の濃淡などの抑揚をつけながら、文字を連続して書き、美しく豊かな線質を表現する連綿の技法を用いて、装飾料紙等に特有の表現が展開された。 これらの書は、後の時代に名筆として重視され、文字や書法を学ぶ為の手本となり、鑑賞の対象としても尊重された。加えて、江戸時代になると伝統的な書法が、簡便なテキストを手本として庶民層にまで受容されるようになった。 このように、書道は時代が下るにつれて手習いの実践と、目習いとも呼ばれる鑑賞の蓄積によって広く生活の中に受容され、浸透してきた。そのため、現代における優れた書の表現にも伝統的に育まれてきた美意識を見てとることができる。
関連情報
保持団体
日本書道文化協会
関連情報
保持団体
団体情報の名称
:
日本書道文化協会
団体情報の名称 ふりがな
:
にほんしょどうぶんかきょうかい
団体情報の代表者氏名
:
井茂 雅吉
団体情報の代表者氏名 ふりがな
:
いしげ まさきち
団体情報の代表者雅号等
:
井茂 圭洞
団体情報の代表者雅号等 ふりがな
:
いしげ けいどう
認定・指定年月日
:
2021.12.02(令和3.12.02)
認定次
:
認定区分
: